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2018/03/29
千葉Lookのライブを終えて

千葉Lookのワンマンライブが終わった。
新しいメンバーが入り、THE NEUTRALが続いていく事になった。
いろんな思いがあり、いろんな事があり、いろんな感じ方があり、でも千葉Lookのライブはやはり輝いていた。
これ以上に何もない。
これ以上に何も望まない。

年代ごとに生き方は変わると最近、つくづく思う。
10代のような生き方を20代でもやっていたら、20代のような事を30代でもやっていたら、30代の夢の残骸を40代で向き合うときは。
一般社会でもそうだろう。

バンドの世界でもそうだ。
新しい世代に入った僕たちは新たな夢と、進むべき道の歩幅歩き方を見つめている。

作詞で食っていく、音楽で食っていく事に執着する。
それも素敵だが、僕は結局おもしろくなかった。
印税が入ろうが、おもしろくない。
そして行き着いた先が、僕はバンドがしたい。だった。

メンバー全員そうだ。
タッピーだってそうだ。
サポートもやったけど、バンドに勝るもんはない、そう思っただろう。

武道館、ホールツアー。
良い夢だ。
しかしそれらの道はバンドの先にある。

僕らは40代という難しい年代を迎えてもバンドをやる事にした。
その記念すべき一日となった。
そういう一日だったと僕は感じている。
 
2018/03/23
プラス思考
プラス思考の人って、すぎると怖いよね、って話。

昨年、僕は何を血迷ったのかジムのトレーナーの資格を取ることにした。
資格を取る為の研修があるのだが、新しい研修が始まる度にまずは自己紹介をするのが定例となっている。
誰も僕をニュートラルのしげるだと知らない。
そんな中で僕は「はじめまして、三木茂です。今ハマっているものは山椒の木を育てることです」と、風貌に似つかない趣味をぶちまけ周囲との距離を適度に保つことに成功したのだが、そんな小生を遥かに超える強者がいたという話を。

次に自己紹介をした男(推定35歳)が「はじめまして、木村(仮名)です。今ハマっているものはサツジンと書いて殺陣です。」と張り切って答えた。
まずみなさん想像してほしい。
こちとら聴覚のみで聞いているのだ。
「今ハマっているものは殺人」と聞こえてもおかしくない。とんだサイコパス野郎が来てしまったと思考が停止する人もいるだろう。
よくよく整理すると、いわゆる時代劇等で剣を使ったりする時の殺陣ということだった。
得意げに元気よく発表する木村くんに講師の先生も「良いですね!ではお昼休憩の後でも見せてもらうかね!」と社交辞令をSAY!
みんなも愛想笑い、この僕もひきつりながらも愛想笑い。
木村くんは心の底から笑顔になり、「えーー、まじですかぁぁ!剣は持ってきてるけど、、、」とやや真に受けていたので私は少し心配しておりましたです。

講義は進み、10分間の休憩が与えられ、我々はトイレに行ったりTwitterに勤しんだりしていた。
が、次の瞬間にオイラ目を疑っちまった。
なんと木村くん、頼まれてもいないのに自らTシャツの上に帯を付け出して、剣を腰に差そうとしているではないか。
木村くん、木村くん、あれは社交辞令よ、真に受けちゃダメ。ダメ。やっちゃだめ。
そう言おうとしたが、私ハプニング大好きなのと木村くんとは仲良くなれそうになかったので、少し観察することに決め込んだ。
すると木村くんは抜刀し、天井と刀との距離を測り出したり、もうプチ演舞がはじまっていた。
怖い怖い怖い。。。。
私震えたとです。

10分休憩が終わろうとして、まだみんなざわついている中、講師の人が前に来ようとしたら木村くんは「えーーーーー!本当にやるんですかぁぁぁ」と一時間半前に取り交わされた社交辞令を、そのときそのまま言われたテンションの鮮度のまま押し売り演舞を始めようとしていた。
講師の方も木村くんの意気込み、木村くんの会場にいる若干名の女子へのアピールを汲んでか、では次の講義の前にやってもらいますね。と温情采配。
木村くんは甘えたさんなのでしょうか、講師の方に「では、振ってもらって良いですか?じゃないと僕がやりたがってるみたいじゃないですかぁ」と腰に帯をつけて剣を差してやる気満々のスタイルのままお願いしていました。
ちなみにこの一連の流れ、会場にいるみんな見ていて、わざわざ講師の方が振る必要もないだろうと思うのだが、作、演出、出演、木村なのでここは観客となるしかない。

講義が始まる前、講師の方が「みなさんも朝の話で気になっていたと思いますが、木村さん何か持ってますねぇ、刀ですかぁ?では殺陣をちょっとやってもらいましょうかぁ」と奇麗に振ってくれ、木村くんが「まじですかぁ」と言いながら、腰帯に刀をぶっさして出てきて演舞を披露した。
辞書で茶番を調べたら例で一番最初に出てきそうな出来事だった。
僕はなぜだか泣きそうになった。

世の中にはこういった方がいる。
女性をご飯に誘う。
明らかに女性は困っており、またの機会に!とお断りしたのに、じゃ、いつにします?と前向きに捉える人。社交辞令を丸ごと受け入れる方。
嫌いではないが、僕とは今世では絶対に合わないと思うのでなるべく関わりを持たないように生きていこうと決めている。
なのにこういう方に限って、僕のようなやつに関心を示し「山椒の木ってどれくらいの大きさですか?」と絡んでくる。
うるせぇバカヤロウ、あっち行け!シッシッ!!と言いたいが、腰に刀があるのでビビって15mほどの木をマンションの寝室から窓に出していますと、木村くんを超えるサイケデリックな答えでしのいだ。

トレーニングの記憶は全く残っていないが、この話はなぜだか僕の好きな話として記憶に残っている。

 
2018/03/19
2018年3月18日の日記
朝、ご飯を炊いた。
白米を食べて準備。
今日は埼玉県でリハーサル。
「おはよー」とメンバーと機材をおろす。

音を重ねる。
ビートの取り方感じ方の相違を確かめる。
音の位置を確かめる。
4時間があっという間に過ぎる。

慌ててさいたまスーパーアリーナへ移動。
スピッツ、Mr.Children、エレファントカシマシの3マン。
感じたことは胸の手前に挟んだ。

そのままツイキャスへ。
今の僕たちのチャレンジを話した。

帰り清正君と2人になった。
これからのことを話した。

長い1日が終わろうとしている。
午前2時23分。

僕がこの日、生きていた。

 
2018/03/15
かこ姉ちゃん
「まーちゃん、あんたの子分のかずこやでーー!まーちゃん、あんたの子分のかず子が来たでー。まーちゃん、分かるかーーー。」
もう意識のない親父の首が一度揺れた気がした。
「今動いたよな?いま、まーちゃん反応したよな?」
かこ姉ちゃんが泣きながらも少し希望を持った目で僕に尋ねて来た。
僕は静かに一度だけ頷いた。

これが親父の人生で最後の眠りになると看護婦さんに言われ、親戚のみんなに声をかけた。
親父は気の強い人だったので弱った自分を見られるのがたまらなかったらしく、親戚でさえ病気の自分に近づけなかった。

駆けつけた親戚達は痩せ細った親父に驚きながら、声をかけたら戻って来てくれると思い、必死で声をかけていた 。
もう薬で最後の眠りについているというのに。
深夜の2時に声を張る親父の兄弟達。
いろんな言葉の中で、僕は親父の妹、かこ姉ちゃんのこの言葉がずっと残っていた。

今年の1月。
母と親父の故郷に行った際に、かこ姉ちゃんに会いにいった。
時間にしてほんの5分だろうか。
ほんの5分の中にかこ姉ちゃんはいつもの早口言葉で自信の身の回りにあった事をマシンガンのように語ってくれた。
そしていつものようにまた来るね、を言い残して別れた。

先日、かこ姉ちゃんが親父のあとを追うように旅立った。
いつも止まることなくしゃべり続けていた姿がなぜだか今になると生き急いでいたように思えてならない。
かこ姉ちゃんはおそらく一生分を話しただろう。
それでも足りない。
もっと聞きたかったことがある。
そしていつも聞くばっかりだったから、かこ姉ちゃんに聞いてほしかった。
今の僕のことを。

親父の時以来、僕は葬儀には顔を出すように決めたのだけれども。。。。
どうしてもスケジュールが入っていて出れなかった。
かこ姉ちゃんごめん。。。

あちらで親父とゆっくりしてね。
 
2018/03/12
バンド結成20周年year
バンド結成20周年year。
全国でワンマンやりたいね。
全部違ったライブにしたいからと日々ミーティングしている。
そんな中で5月5日のライブの内容が、、、。
分からないけど、挑戦!みたいなライブになりそうで。
集大成のようなライブになりそうで。
出来るのか!?という不安があるほど。
今までいろんなライブをやってきたから、やったことないことを探すのが難しくて。
でもそんな僕らでさえ、これできんの!?というライブを5月5日にやってみようかと思う。

そんなミーティングをしていると、リハーサルスタジオからスタッフに電話があった。
実はこの前に3月24日にアルバム7170のシールラリー特典のライブをしたいからスタジオ空いてないか?と連絡したところ、一杯でキャンセル待ちをお願いされた。
で、そのキャンセルがあったとの電話。
しかも空いたのはどでかいスタジオ。
ホールツアーをやる人達がリハーサルをするスタジオが空いた。

1日借りられるので、なら有効に使おうぜ!!
ということで、シールラリー特典以外にもおもろいことをやろうと。

そこで、誰でも入れるガチの無料ライブをやろうと。
これはシールを集めた方以外でも参加できるもの。
みんなでニュートラルを宣伝してくれ!5月5日の成功の為にも!ってことも踏まえ。
みなさんが新しいお友達を連れてきてくれることを信じて。。。

さらにスタジオもただではないので、ならみんなハッピーにと、大阪で好評だったゲルザップをここでやってしまおうかと。
ワンマンライブ前日にやることではないが、急遽素敵すぎるスタジオが空いたので、これは使うぞ!!と。
急すぎて来れない人も多いかもだけど、気合いで来てほしいなぁと。
最近足が遠のいてる人も誘ってみてくださいませ。

そんなこんなを今晩ツイキャスできればと。
ホントはもっといろんな意味や想いがあるけど、、、。
あるけど、、、私はそろそろ寝ます。
なんちゅう日記や。。。

おやすみなさい。
 
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