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2008/04/30
数字で見たい事
僕は文系でありながら、体に関するすべての事が数字になればいいなぁと思う。
例えば体温なんかは見事に数字になって僕らは知る事が出来る。
素晴らしい発明だと思う。
最近の体脂肪なんかが出る体重計もそうだなぁ。
口臭チェッカーなんてものがあるが、あれもナイスである。
それと同じように、肩こり検査機。
疲労度、乳酸の蓄積量、etc・・・。
すべてを目で見る事は出来ないものだろうか?
そうすると、ちょっと疲れただけで大げさにする人(結構いますよね)にもビシーーーっ!と数字を見せてやる事も出来るのだが。

何事も体が資本。
体の事はもっと手軽に自宅で知る事が出来たらどれだけ素敵だろう?
これをヒントに健康メーカーの方は動いてほしい。
簡単トータルケア!あなたはあなたの体の状態をどれだけ知っていますか?「プチドック」みたいな。
きっと売れると思う。

恋も数字になればいいのに。
そう思う人もいるだろうけど、恋なんかは目に見えない方がいい。
相手がどう思っているか、相手にどう思われるかを意識し、人は成長していくものだと思う。
バランスを崩し、愛を壊してしまう時もあるだろうが、それさえも大切な大切な事。
数字にならない方がいいものもたくさんある。
仕事もそうだなぁ。
僕らの世界も、商売している人も、売れてる売れてないよりも、本物かどうかの資質を見てほしいが、それさえも受け手側の見る目を鍛えていかないといけないんだろうな。

数字に振り回されるもの本末転倒だが、体の事くらいはぜひ家庭で数字で見たい。


 
2008/04/27
神様からのご褒美
長い事、物事を続けていると、思いもがけないところから神様のご褒美みたいなものをもらう事がある。
先日友人がこんな事を話していた。
素敵な言葉だなぁと僕は胸に刻んだ。

今日はお昼から千葉でライブ。
そのライブ後から打ち上げまでの間にストリートに出かけまた歌う。
そこで4時間という長丁場の打ち上げにハイテンションで挑み、急遽23時からワンマンライブに向けてのリハーサルに入るという、怒濤の日々だった。
歌いに歌い回って最後にリハーサル。
さすがに疲れが出るかなぁと思ったけど、スタジオに入った時、僕ら4人は笑っていた。
「なんか、昔を思い出すなぁ」清正君がぼそっといった。
本当に4人で音を出すのが最近は楽しくてしょうがないのだ。

今日みたいな丸ごと音楽に費やした一日は、いつかきっと僕らに返ってくるだろう。
これは損得勘定の話ではない。
コツコツと続けた事は、いつの日にか自分たちに返ってくる。
それこそが神様からのご褒美というのだろう。
逆を言えば、コツコツと努力を続けなければご褒美はない。

今日の足跡、この道の先にきっと繋がる。
長い長いこの道の先。
地に足をつけて、ズルをせず、自分の足で歩いていこう。
 
2008/04/25
反省しよう
僕は最近つくづく思っている事がある。
大人って反省しないなぁ。
若い時はなんだかんだ言いながら、「うるさいんじゃ!」なんて言いながらも心のどこかで反省はしていたと思う。
時に反省し過ぎて心を痛める事もしばしば。
20代を半ばに超えてきたら、それも少なくなってきて、30歳を超えると今日まで生きてきたんだからこれで間違ってないと頭が固くなる。

あなたの周りにもいませんか?
あぁ、「この人のここをなおしたら良いのに・・・」って人。
で、その後こうも思いませんか、もうこの人、いい歳だし今更変われないよなと。

ここで、一つ確認。
その人も、あなたも、僕も、きっと他者から見れば「この人のここをなおしたら良いのに・・・」と思われている。
少しでも若い感性を持っている人ならば、自分の良くないところが分かっているはず。
直らない人はなんなんだろう?

いや、おれは悪くない!と言い聞かすタイプ。
いや、あの場合はしょうがないでしょ、と言い訳するタイプ。
そこまでも思考を働かせないタイプ。

こんなもんだろうか?

さっき、若い感性と書いたが、僕は若くなくても良い。
でも、かっこ良い大人になりたい。
自分の非も認められず、間違った倫理のもと人を避難するようなしょうもないやつにはなりたくない。

今一度確認しよう。
僕も、君も、完璧ではない。
僕の悪いところを教えてくれと知人に聞けば、きっといくつも出てくるだろう。
君の悪いところを教えてくれと知人に聞けば、きっといくつも出てくるだろう。
そういうものだ。
そもそも人は死ぬまで未完成だと僕は思う。

この世界は他者との総和。
僕の中の正解も、君の中の正解とは違う。
君の中の正解も、僕の中の正解とは違う。
誰かと接するという事は、相手の事を考えて二人の中の答えを出さなければならない。
もちろんその中で、時に相手の方が思考的に劣っている事もあるだろう。
それでも、相手の目線になって話してあげるのだ。
決しておごるのではなく。

裸の王様になってはいけない。

僕らは完璧じゃない。
その事に気が付かなければしょーもない大人になってしまう。
今日の日記は、本来、誰の胸にも刺さらなければならない。
刺さらなければ読み直してほしい。

しょーもないヤツにならない為にも、日々を振り返り、時に反省し修復し進んでいくのだ。
それこそが本当の生きるという事なのかもしれない。

 
2008/04/22
日々は種まき
僕らはすぐに答えを求めたがるなぁ、そう思う。
恋にしても、仕事にしても、なんにしても。
やった事の結果がすぐに返ってくるように思っている。
実際に返って来るときもあるが、それは稀だと言っても良い。

ほとんどの事が種まきなのだ。
種のないところに、耕してもいないところに、水もやらないところには何も育たないのだ。
花は急に咲くモノではない。
時には自分で育てたり、吉野弘さんの詩のように、自分が気がつかないところで誰かが風となり受粉している事もあるのだ。

重々分かっているはずなのに。
それでもすぐに結果が来ないと凹む。
悩む。
自分を疑う。

良いライブをしても反応が薄い時なんかは特にそう思う。
でも、いつだってそう種まきなのだ。
もう一度何かに触れた時、花は咲くのである。
その事を長年のバンド生活で知っているはずなのに。

今日は広島でライブだった。
今年になって広島で定期的にライブをしている。
デビュー前、通いつめた広島。
デビュー後、足が遠のいた広島に。
通い初め数ヶ月、最近、あの頃見に来てくれていた人達が来てくれている。
それはきっとあの頃しっかりと種をまき水をやって来たからだろう。
今、歌い続けている事も、きっといつか返ってくる、そう教えてくれているようだった。

丁寧に丁寧に、今日までやって来たように、一つ一つの言葉を、歌を届けていこうと思う。

今日、蒔いた種は将来どんな花を咲かせてくれるのだろうか。
今から楽しみだ。

 
2008/04/20
みゆき通りで歌い
姫路でのワンマンライブを終え、今日は姫路一の商店街、みゆき通りの前で歌って来ました。
学生時代、何かを求めて歩き続けたみゆき通り。
東京に出て何年にもなるが、みゆき通りの前に立つというだってあのときと同じ風が流れるような気がします。

今日もたくさんの姫時の人に聴いてもらえました。
ストリートで歌ったからこその出会いもたくさんありました。
あの場所で僕らの歌に耳を貸してくれた人全てに感謝です。

家に帰ってから、なんでボクはもっとあぁやって歌う事をしてこなかったんだろう?
なんて考えていました。
KISS FMのレギューラをやっている頃に歌っていても良かったんじゃないか?
色々考えましたが、いつだってその時の最善の答えは出していたはず。
その時は歌わない事が答えだったんだと思います。
今ボクが出す答えは、一人でも多くの人に歌を届ける事です。

両足をしっかりと地面に着けて、背筋を伸ばし、凛として、歌える場所があれば歌っていきたいです。
昨日・今日は自分が姫路の街で生まれて来て良かったなぁと思える日でした。
ありがとう、姫路。
ありがとうみんな。

 
今日のライブ明日のライブ
すみません、バタバタの日記ですが、まずは今日の姫路でのワンマンライブ、来てくれたみんなありがとうです。
セナカオストキ−と言うタイトルのもと、背中を押して欲しい事を募集して歌って来ましたが、ライブ中にも話した通り、やはり終わってみるとなによりも自分の背中が押されている事に気がつきました。
本当にありがとう。

明日はストリートを予定していますが、なんにしても姫路は菓子博という博覧会をやっておりすごい人です。
前回すぐに行政の方に止められたので、今回はどうなる事やら。
まず、駅を出て御幸通りに入る手前の花壇を考えております。
そこがだめなら前回同様山陽百貨の前。
それでもだめなら、菓子博の会場入り口手前の大手門広場で歌います。
時間はお昼の2時からです。

定まってなくて申し訳ありません。
それほど人が多いのです。
よろしくです!
 
2008/04/19
 頑張れ友よ!
今日は友達バンドのライブを見に姫路のライブハウスに行って来た。
入ってみてビックリ。
お客さんが我らニュートラル4名を入れて6人。
後ほど少し入って来たけど、ボクは愕然とした。

ヴォーカルの彼とは長い付き合い。
THE NEUTRALを立ち上げる前の時に一緒にライブをし、意気投合。
それ以来の関係。
THE NEUTRALとなったばかりの僕らの曲を、ライブをものすごく褒めてくれて、たくさんの人に宣伝してくれた。彼発信の口コミもあって僕らはあっと言う間にたくさんの人に知られるようになった。
「明日、ここでワンマンライブが出来るのも彼のおかげってところもあるよなぁ」そう思ったらなんだか春に吹く寒風のような思いがこみ上げて来た。

以前、急遽神戸でバンドが一つキャンセルが出たらしく、ライブハウスの方から「穴埋めして欲しいのですが、握手キャンペーンの一環で今から飛び入りで参加してくれませんか?」と頼まれたライブでお客さんが4人だった事を笑いのネタにした事があるが、まだまだアマチュアバンドのライブではあり得る話なんだと改めて認識し、笑えないよなぁと少し気を引き締めた。

彼らのライブは荒削りでありながら、良いライブだったと思う。
でも見てくれる人がいないと始まらない。
当時彼の応援があって、やってこれた僕ら。
今こそボクに出来る事はあるんじゃないかな?そんな事を考えた。
もちろん、今は自分の事で手がいっぱいではある。
でも、いつだってそうだと思う。
余裕があったときなんて一度もない。
いつでもいっぱいいっぱいで。
いつでも今でもがむしゃらに走っている。
言い訳ばっかして大切な友の苦しいときを見殺しにしちゃいけない。
思った時に行動しないとな。

さぁ、明日は、というか今日は姫路でワンマンライブ。
テーマは背中を押すようなライブ。
今のボクにはぴったりだ。
最高のライブにしたいと思います。
来られる方、めちゃめちゃ盛り上がりましょう。


追記、明後日(20日)は姫路でストリートを予定しています。
 
2008/04/18
答えは風の吹く場所のその先に
どれだけ歩けば辿り着けるのだろう?
どれだけ悩めば抜け出せるのだろう?
どれだけの時間が過ぎれば忘れる事が出来るのだろう?
どれだけ時間が流れても、忘れずにいられるだろうか?

友よ、答えは風に吹かれているのかい?
それとも風の吹くその先にあるのかい?

ボクはディランのように言い切れない。
でも、風の吹く場所を目指しその先を見に行こうと思う。

さぁ、明日は姫路でワンマンライブだ。
みんなの背中を押そう。
それこそがボクの背中を押す原動力となるのだから。

 
2008/04/16
僕とハイチュウ
最近時間と戦う日々。
やるべき事、やりたい事の前であたふたとしている。
無理矢理でも何か書かなきゃ永遠に更新しないような気もしたので、今日は気楽な感じで。

僕はソフトキャンディーが大好きだ。
初めて出会った時の感動は今でも覚えている。
最近だと機関車トーマス等のキャラクターのヤツが発売されているが、あの板状のソフトキャンディーだ。

ガムと同じような容姿を持つ小粋なあいつだ。
見た目はガムなのに飲み込めると来たもんだ。
あの衝撃、お分かりだろうか?
ボンタン飴のオブラートとはまた少し違うんだぜぃ。

当時も、アルプスの少女ハイジなんかのキャラクターもののヤツが出ており、5枚くらい入っているのだが、そのうちの一枚が擦って貼付けるシールみたいになっており、おそらくその当時の子供達の家のタンスにはほぼこのシールが張ってあったと思う。
このように僕は寝ても覚めてもソフトキャンディーの虜だった。

そして後に、ソフトキャンディー界の王子、ハイチュウが発売される。
このおいしさたるや、ミシュランらなぬミキュラン三ツ星である。
あるとき、親父が商店会のクジの外れ景品をもらって帰ってきたのだが、それがハイチュウ一箱と言う夢のような話だった。
もう親父株は一部上場である。

寝ても覚めてもハイチュウの日々。
イチゴ味とグリーンアップルを交互に食べる。
みなさんはご存知だろうか?ハイチュウは2個いっぺんに食べると食感が変わってまた乙な事を。
時にイチゴとグリーンアップルを同時に食べるというジャイアンツのような食べ方をした事があるが、大人になってからはさすがに恐ろしくてチャレンジしていない。

ちなみに僕の中でのハイチュウランキング一位は、グリーンアップルである。
次いで、イチゴ、グレープが同率。
基本この3つ以外をあまり認めていない。
って、誰やねんと、自分で突っ込みたくなったけど、認めていない。
男たるもの限定なんかには流されない。
グリーンアップル、一風変わり種のように見えるが、発売当初から未だに1軍にいるところから、僕以外の方々からも愛されている証拠だろう。

ちなみにハイチュウ好きの人は分かるかもしれないが、食べだすと止まらない。
ノンストップで食べきる事もしばしば。
東京に出てきたての頃、電車の中で考え事をしながら無意識で5つ連続でハイチュウを口にしている僕を見て女子高生の集団に笑われた事がある。
気が付けば車内では自分では分からないくらいハイチュウの匂いでいっぱいだった。

昨今、お菓子業界も移り変わりが激しい。
お菓子業界だけじゃないか・・・。
目の前の利益や、その場しのぎのアイテムばかり考えているからこそ、そうなっていくのだろう。
お菓子も音楽も、その他諸々、この国はもっともっと良質なものを、末永く愛されるものを、それこそ愛情と情熱で作っていかねばならないなぁとこれを書きながら思った。
混沌とする世の中で、このハイチュウのように何年も愛されているお菓子にこそ、今一度スポットを当てたい。

まさか、ハイチュウでこの国を憂うとは思わなかったが・・・。

 
2008/04/11
春、ボクは桜のじゅうたんの上で
中学時代からの親友のお父さんが亡くなった。
優しいやさしい人だった。
毎日親友の部屋に入り浸り、未成年でありながらタバコばっかり吸っているボクらに直接注意するでもなく、ある時、部屋に遊びにいくと「火の用心」とだけ書かれた張り紙があったっけ。
高校を出て間もない頃にパチンコ屋さんにも連れて行ってもらったなぁ。

誰よりも家族思いの親友は大丈夫だろうか?
心配になり、スケジュールはタイトであったが、朝の新幹線に乗り込み日帰りで姫路に帰る事に。
が、東京はダイヤの乱れが激しく予定の新幹線より1時間も遅れ乗車。
窓を見ては思い出を振り返り、時計を見ては気持ちが焦りを繰り返し、ボクは新幹線に揺られていた。

姫路駅に降り立った時、やはり雨が降っていた。
慌てて葬儀場へ。
式から1時間遅れ。
到着した頃には終わっていた。
係の人に「もう火葬場に行かれました。少しここでお待ち下さい」と言われ、ボクは所在なしでただ立ち尽くしていた。
ふと空を見上げると煙が上っていた。

ボクの通っていた中学のすぐ隣の葬儀場。
野球部の練習中、何度もこの火葬の匂いを嗅いだっけ?
あの頃は大嫌いだった火葬の匂い。
どんな匂いだったかな?
ボクは少しだけ息を強く吸いこんでみたけど、雨が味付けをしたアスファルトの匂いしかしなかった。

そうこうしているうちに親友や親族の方が帰ってこられた。
7歳くらいだろうか?先頭の少年は泣いている。
「わーーーん。おじさんどこにいったん?」
お母さんらしき人が「おじちゃんは空にいったんや。いつでもみんなを見守ってくれるんやで。けがせーへんようにとかな。晴れた日には会えるで。」と説明していた。
それでも少年は泣き止まない。
子供ながらにもう会えない事が分かっているのだろう。

親友と目が合った。
「来てくれてありがとう」と久しぶりの再開。
「9月頃にガンが見つかって・・・」とタバコに火を付け出した。
とぎれとぎれの会話。
ボクもなんとか細切れの言葉をつないでしゃべったが、なんて声をかけていいか分からなかった。
言葉を探していた。今彼にかけてあげるべき言葉を。ボクが言葉を探し目線を泳がしながら無言でいる間にどれくらい時間が経っただろう、と親友の方を見るとまだタバコの半分も燃えていないくらいだった。
時間は本当に同じだけ流れてるのだろうか?
楽しいときはあっという言う間で、悲しい事やマイナスな時にはいつだって長く感じる。

沈黙に気を遣い親友が「泊まるんか?」と聞いてきた。
「いや、日帰りで帰ろうと思う。泊まっていこうかなともちょっと考えたけど」というと、親友は切なく笑いながら「泊まったり」と言った。
ボクは思わず「あっ」と言葉が漏れた。
「オレ親父が倒れた時に分かったわ」彼はそれ以上しゃべらなかった。
顔だけでも見せろ!とよく親父に言われた事を思い出した。それが親孝行になるのかどうか分からないが、親友の「泊まったり」という親側に立った言葉を聞いて、彼はもっと親にしてやりたかった事があったんだろうなぁ、でも、もう叶わないんだなという後悔の念にも似た思いがひしひしと伝わった。

ボクは思いをすべて込めてありきたりの言葉をかけ、親友と別れた。

帰り道、ふと思い立ち、中学校の前を通ってみる事にした。
親友と出会った中学校。
あの時はこんな日が来るなんて思いもしなかったな。
親も学校も絶対で。
明日も絶対にやって来て。
ただ日々の中で自分の事だけに一生懸命になれば良かったあの頃。

長い坂の上にある中学校。
そのうねるような曲線の坂道は、雨で桜の花びらが地面に落ち、じゅうたんのようになっていた。
ボクは曲がりくねったその絨毯の上を歩いていった。
まるで自分の人生の坂道をのぼるように。
そう、これが人生の坂道だとすれば中学校があるあたりがボクの人生のゴールなのだろう。
そう思ったときふと思った。
このじゅうたんは、つまりボクの未来はどこに行くのだろう。
未来というよりもボクはやがて来る死の方向に進んでいるようにも見えた。
それでもボクは坂をのぼった。
できるだけゆっくり、出来るだけ顔を上げて。

雨は相変わらず小雨のまま、アスファルトと桜の匂いを混ぜた風が流れていた。
ボクはもう一度だけ息を強く吸いこんでみた。
そうか、もう春なんだな。
 
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