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2010/04/28
闘将!!拉麺店

国道沿いのラーメン屋。
帰り道にいつも見かける。
「食べに行こうかな?」と思うのだがいつも躊躇する。
というのも、ガラス張りで店内が丸見えなのだが、国道沿いという立地条件のわりにいつ見てもガラガラ。

今日、いつものようにそこを通り、なにげなしに眺めてみたら、そのガラス張りのところに大きな垂れ幕と言うかのれんみたいなのをかけて、店内を見えないようにし、さらに、その垂れ幕なのかのれんなのかには「らーめん、○○」といかにも最近のラーメン屋っぽい感じに仕上げていた。

「こりゃいつもガラガラなのを知らない人は思わず入っちゃうかもな」と眺めていたら、早速食べ終わった後のサラーリマンが出て来た。
と、思いきや、店外に出るや否や「ぺっっ!」とつばを吐いていた。

そりゃそうだわなと僕は一人で大爆笑してしまった。

店構えは良くなった。
あとは味ぜよ!店長!!

文字通り僕は陰ながら応援させてもらう。
いつか行列ができる店になりますように!!
 
2010/04/27
いわしろと僕
姫路駅近くに「いわしろ」と言う食堂がある。
大きな声では言えないが、高校生の頃から僕らはパチンコ屋に入り浸って、モーニングをかっさらっては昼飯を食べに隣のいわしろ行っていた。
ほぼ毎日行っていた。

このいわしろ、特徴だらけ。
メニューも「三角物語」「初恋物語」と面白いものが並び、なぜか座席には「相席に 女子大3人来て 慌て」とよくわからない短歌が飾ってあったりする。ちなみに僕の友人は「初恋物語」を食べた次の日に「失恋物語」を注文してお店の人を心配させた事がある。
そう、なんと言ってもこの店の一番の魅力はおばちゃんなのである。
広くない店内。
店の外で待つ事もしばしば。
するとおばちゃんはいつもこれ以上ないほどの申し訳ない顔をして「お兄ちゃんごめんね。先に注文だけ聞いとこか」と話しかけて来る。
毎回3〜5人ほどで来店し注文する僕らに、「おばちゃんアホやから覚えられへんねん。もっかい言うて」と注文を聞き返してくるところも愛くるしかった。

ある時、僕はこりもせずパチンコへ。
が、この日は友人達全員、用事があったとかで僕一人。
青春時代に一人でパチンコって。。。
10代にして人生終わっている。
で、当然のように昼飯はいわしろソロ。

いつものように三角物語を注文。
いつものように「あれ?お兄ちゃんお汁まだやったかいな?」と遅れてみそ汁が出て来る。
いつもと違う事をおばちゃんが気が付いた。
「あれ?お兄ちゃん、今日は一人?」
「はい」と僕。
「いっつも兄ちゃんありがとうな。待たせたりする事もあるし。うちの店は全部手作りで作ってるから時間かかるんや。そのサラダもや。」
見ると三角物語にもいつものポテトサラダ。
「サラダなんかありものでええのに、喜んでもらいたくておばちゃんら手作りやねん」。

僕の事をよく知っている読者ならわかるだろうが、僕は世界で一番キュウリが嫌いなのだ。
当然ポテトサラダにも呼ばれてないのに入っている。
呼ばれてないのにゲームをやりに家に押し掛けてくるヤツくらい鬱陶しいきゅうり。
いつもなら友人に食べてもらうのだが、今日は僕一人。
しかもおばちゃんの良い話を、サラダにかける情熱を聞いた直後。

僕は。
僕は。。。

残して帰ってしまったんですぅぅぅっっっっ。

しかも丸ごと。

顔を合わせずらくおばちゃんが奥に引っ込んだ隙にお箸でポテトサラダをちょっと食べた感じにしてフェードアウト。
今でも思い出すと胸が痛くなる。

東京に出てすっかり足が遠のいてしまった。
数年前久しぶりに行ったのだが、おばちゃんはもう僕の事を覚えていなかった。
ちょっと寂しかったけど、ひょっとしたらあの時、サラダを残して帰った時の怒りで知らん顔してるのかも?と思うと、おばちゃんと僕との間にも思い出はあるもんだと嬉しくなった。多分単純に忘れているだけだと思うけど。

みなさんも姫路に行かれた際にはぜひいわしろで三角物語を。
ちなみにすぐ閉まりますし、昼と夜ではメニューが違います。
昼にどうぞ。


 
2010/04/24
懐中電灯で照らせ!
まだ姫路にいた頃、ライブハウスの店長から「今度姫路の文化センターでHさんのライブがあるらしくバイトを募集してるんやけどお前らやらへんか?」と声をかけられた。
当時「ありがとう」よりも「金がない」という言葉の方が日常会話で頻度が高かった僕とダイスケは2つ返事でOKを出した。

実際現場に行ってみて、二つ返事でOKを出した自分たちを埠頭の倉庫に連れて行ってしばいてやりたくなるほどしんどいモノだった。
大きな会場では照明、音響、セット、全ての作業をHさん本人が来る前に行わなくてはならない。ライブの警備みたいなもんだろうと思っていた僕らは引っ越し屋さんでも「こりゃ割に合わんわい」と、逃げ出したくなる重労働に腰砕けだった。
イベンターの人にはピラミッド建設の時の労働者以上にこき使われて「おい!バイトてめぇ、この野郎!!」と罵倒まで浴びせられる始末。僕は直接言われていないが、言われた際には頭が悪いので「うるさいんじゃ!やめたらぁ!やめたらお前なんか何も関係ないからな!やるんか?こら!!」と言っていたと思う。確実に。

それでも僕もダイスケも上手くさぼり、本番の時に与えられた僕の仕事はステージ袖で待機し、懐中電灯を持って入ってくる出演者、途中で参加する弦楽器のミュージシャンの足下を照らすと言うなんとも気も体も楽な仕事だった。
はずだった。

本番が始まり、暗転。
僕は足下を照らす。
出演者はステージにつく。
はい、ほぼ終わり。
あとは、どれ、ライブを見させてもらおうかしら。
と思っていたその時。

僕の記憶が正しければバラードを歌ってはって、ラストのトドメの一言の時に「ボン」という音が鳴って開場が真っ暗になった。
その日、姫路は激しい雨が降っていて、どうやら落雷による停電だったらしい。
舞台裏はパニック。
そのときスタッフの大きな声が響く「おい!懐中電灯持ってるやつ!!」。
うぉぉっぉ!急に僕の責任重大。

その頃ステージのHさんは落ち着いたもので、いざという時の為にHさんのマイクだけは予備電源で動いていたらしく、お客さんが慌てないようにゆったりとした話口調でおもしろ話をして落ち着かせ、客席の急きょのリクエストに応えてみたりと堂々たるものだった。

ちなみに、この後僕はデビューしてついた地方のイベンターが僕らがアルバイトをしたところで、僕らを馬車馬のように働かせ、罵声を浴びせた人に「初めまして」と挨拶された時には笑ってしまいそうになった。
もちろん、アルバイトなのでドヤされてなんぼであるが、世の中はよく出来ているなぁと感心した瞬間でもあった。

いつかHさんに出会った際には打ち明けようと思う。
実は僕とドラムは、あの停電の日のライブにスタッフでいましたと。
いやぁ、振り返るといろんな経験しているものだ。
 
2010/04/18
さよならネックレス
肌身離さずと言う言葉があるが、まさに何年も外した事のないネックレスが首からなくなっていた。
これはかなりショックだった。
お気に入りだっただけに、突然の別れを受け入れる事が出来ず、ストーカーのように探しまくっている毎日。路地裏の窓、新聞の隅、こんなとこにあるはずもなく、明け方の街にも桜木町にもないのである。おそらくもう出てこないと思う。

常に身に付けていただけにいつなくなったのかさえも分からない。

つけている時は時折鏡に映る姿を見て、男のくせにネックレスって。。。
と思っていたのだが、なくなったらなんとも貧相な首元に見えるから不思議だ。
人だけに限らず物に対しても、僕らは当たり前には図々しく、なれなれしく、ずさんな態度を取ってしまう。

新しいネックレス探しに行きたいが、同じアイツを探してしまう純情な僕に乾杯。


追記、今日のソロライブ。
すぐにチケットが売り切れて、当日券もなかったみたいで、見れなかった人、ごめんねって言うのもちょっと違うから、残念っっ!!ってしときますね(笑)。また来て下さい。待ってます。



 
2010/04/17
ほんの少しはみ出すくらい
この世に生まれて恋をどれくらいしましたか?

ちょっと気になるくらいの人を入れたとしても、実はそんなに多くはないように思う。
たった一回こっきりの人生。
好きになった人とは一緒にいたいものだ。

それでも恋というのは一方通行な事が多々あるから厄介だ。
「あのさ、この世に生まれて来て死ぬまでにあっちゅー間。せっかくこの人生で出会ったんだから、一回くらいは俺と付き合ってみてよ。お試しでも良いからさ」
なんて言った日には新手のナンパかと勘違いされるか、嫌われたあげくに友達が2人くらい減るだろう。
でも、この世に生まれて、せっかく好きな人が出来たのに一緒にいれないなんて切なすぎる。
どんな人にも恋のお試し期間を与えてあげて欲しいモノだ。

人生で人を好きになるのは限られている。
好きになった想いは大切にして欲しい。
今好きな人は、あなたが今日までの人生で最後に選んだ愛すべき人。
もし、もしその恋が実らなかったとしたら。
それはそれで面白いモノで、やっぱり星の数ほど異性はいるし、やはりほっておいても人はまた新たな恋をするモノである。

品性とモラルの中で、ほんの少しはみ出すくらいで恋をしていきたいものだ。



最近の話。

最近の僕はとにかく曲を作っています。
10数曲書きました。
とにかく歌ってみたいもの、バンドでやってみたい事、書き倒しています。
そんな感じです。
そして明日は姫路でワンマンライブです。
エレキで演奏するのは久しぶり。
EAST以来?とにかくめちゃくちゃ楽しみます!
 
2010/04/16
姫路市出身

「僕は兵庫県の姫路と言うところ出身なんです。」
この言葉を年に何回も口にする。
東京に住んで長くなったが、同級生であるメンバーとずっと一緒にいるので言葉はまだまだ関西弁のまま。
しゃべっていると必ず「あれ?出身は?」と聞かれる。
そして上記の言葉を口にするたびに、僕は故郷の空を思い出す。

街のど真ん中にお城のある街、それがわが故郷、姫路。
関西と中国地方の両方の文化を持つ独特の都市。
僕にいろんな事を教えてくれた街。
僕の涙も夢も栄光も、すべてあの街にはある。

好きな人が出来るとその人の故郷を見てみたくなるのはきっとそういう事だろう。
街は人を作り、その人がまた街を作る。
僕はよく東京の人に姫路のライブを一度見に来て下さい。と言うのだが、これは別に姫路だから特別なライブになるのではなく、単純に好きな人を故郷に誘うように、僕たちの生まれ育った街を見て欲しいのだ。

ちょっと気性も荒いときもあるが基本的にみんなロマンチストな人で触れる姫路。
日曜日、姫路でライブだ。
今晩から姫路に向かう。
僕たちを育ててくれた街、僕たちのルーツである街、姫路。
僕らが一番最初に夢を見て歩き出したライブハウス姫路BETA。
またあそこに立てる事を誇りに思い、タイトル通り、希望に溢れる夜にしたい。
 
2010/04/15
歌道

ショパンのノクターン第2番を聴く。
子供の頃、この曲を聴くといつも悲しくなった。
暗い気持ちになった。
なぜだか分からない。

そういえば、少し前まで僕らのまわりにはなんだかでクラシックと関わるものがあった。
友人に電話した際の保留音。
計算機もなぜかメロディが出るものもあった。

今聴くと、後半にいくにつれ温度を感じる。
そこに寂しさはなく、優しいぬくもりがある。

アーティストにとって歌を書く事は生きた証である。
僕がどんな事を日々感じ、考えていたかを残していく。
ビジネスうんぬんの前に、僕だからこそ出来る事。
ものまねじゃなく、本当に僕が書き残したいものを書いていきたい。
なかなか色んなしがらみもあるけど、本来はそう言うもの。

僕が死んだ時に、「あぁ、あいつはこんな事考えていたんだな」と思ってもらえれば、僕はそれだけで生きた価値がある。

歌を書く作業は道に歌を置いていくようなもの。
その都度その都度、その道を通る人がそれを拾っていけば良い。
「輝け!オレの30代」も今30代じゃない人も、30歳になった時に拾っていけばいい。
僕はただ置いていくだけ。
評価を待つのではなく、置いていったものを評価されていけば良い。
そして置いていく以上は、僕は先頭を切って誰よりも前を歩かなければならない。
道なき道を切り開いて。

歌道とは本来そう言うものだと思う。
 
2010/04/12
形になる瞬間

湯気ってすごいなぁと思った。
匂いが目に見えるって思うとすごい。
あの湯気の中には匂いがある。
匂いが形になるのは湯気だけである。

僕らが本当に欲しいモノはいつだって形がないもの。
だから僕らは恋にしても夢にしても頑張ってしまい、時に空回りする。

普段は見えなくても良い。
でも、湯気のようにサービスのような事があるかもしれない。
文字通り目を肥やしてみてやろうと思う。


22日の僕のソロライブ。
チケット予約はおかげさまでソールドアウトみたいです。
ありがとう。
行きたいぞ!どうしてくれんだ!?って方は開場に問い合わせてみて下さいね!
 
2010/04/11
みんなどこかで
久しぶりに電車に乗った。
友達のライブを見に行き、打ち上げにも参加し、飛び乗った終電。
会社帰り一杯ひっけたサラリーマン。
呑みつぶれている明るい髪の女の人。
イヤホンに心を委ねる若者。
まだ恋仲になっていないけど、お互いに悪くない関係の2人。
そしてその人達にどんな歌を届けたいのかを考える僕。

たくさんの人と、同じ数の想いを乗せた電車が走っていた。

みんなどこかの駅で降りていく。
みんな降りるのだ。
これは素敵な事だと思った。
みんな帰る場所がある。

僕らはいつもどこかで必ず降りるのだ。

最寄り駅に着いて僕は深呼吸をした。
空は曇っていて星が見えなかったけど、マンションから覗く窓の明かりが何よりも暖かく映った。
僕は小さく「ただいま」とつぶいやいた。
この街に来て8年、どこからともなく「おかえり」という声が聞こえた気がした。
 
2010/04/10
のり竜田弁当に敬意を払う

先日のアコースティックワンマンライブ「ココロランドリー」の2日目。
テーマの卒業したい事は何ですか?に対し、『オリジン弁当の「のり竜田弁当」がやめれない』というメッセージがあり、それを取り上げて歌詞を書いて歌ってみた。
その歌詞を書く際、僕はネットでその商品を見て書いた。
「399円でヴォリュームたっぷりおかか有り!」と。
家に帰ってからもサビの「のり竜田ー♪」と歌ってしまう始末。
鼻歌を歌っているうちに食べてみたくなった。
やめれないほどの弁当ってどんなやねん。
こりゃ一回買ってみるか!と昨日初めて食べてみた。

感想。
うますぎる。
399円と言うところもふまえ、ぶっちぎりである。
あれを考え、399円で出そうと言った企画の人に賞状をあげたい。
あまりの感動に今日も買ってしまった。

あのメッセージをくれた方は「いい加減あれを卒業したい」と言っていたけれど、あれはなかなか卒業出来ないだろうなぁと思う。
僕は完全に入学、いや、入のり竜してしまった。

みなさんもぜひ一度ご賞味あれ。


追記、もうすぐ姫路でワンマンですね!
ぜひご来場くださいませ!!

追記、スケジュールも書いておきます。
4/24(土)イオン富士宮にてインストアライブ。
13:00〜と16:00〜の2本だぜ!!
そして、5月29日にも姫路でイベントする予定です。
 
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