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2012/09/07
そういう人
「〜やってみそ」
「〜みたいな」
「〜的な」

あらゆる流行語と呼ばれる、時代が過ぎれば寒さしか残らないものがあったが。。。

今から10年ほど前、「私ってそう言う人だからっ!」って言葉が流行っていた。
心に伝わるウザさを表すなら「私ってそう言う人だからんっっ!」と書けば良いだろうか。

これは男も女も使っていたと記憶している。
「俺ってそういう人だからんっ」。
僕はこういうやくざに対して「だからんっ」の「だか」くらいでシンコペーションに「知らんっ!」と突っ込んでいた。
これも言葉に現れない心の声を文字にするならば「知らるぅぅぅんっっ!!」と舌をまわしまくって突っ込んでいた。


「私って物事はっきり言う人だからんっ!」
「知らるぅぅぅんっっ!!」

「俺って人の好き嫌いはっきりしてる人だからんっ!」
「知らるぅぅぅんっっ!!」

「私割り勘じゃないと嫌な人だからんっ!」
「しら、、、いや、これはええな」


まぁ、なんせ自我の押し売りが激しかった時代があったってことだ。

「あなたがどういう人かよりも、あなた以外がどういう人かに興味を持って、「だからんっ!」の自分と周りのとの距離をきちんと把握して間合いを計りなさい!!」

というのを行間を読んでもらうのが僕の仕事なので、
いや本当言うと、そう言う人はめんどくさいんで一言、「知らるぅぅぅんっっ!!」と返していた。


あれから「こういう人だからんっ!」は「ぶっちゃけ」に形を変えたが、表現者でない限り、もしくは自分の仕事以外のことでの自我の押し売りはまっぴらだと僕は声を大にして叫びたい。家の布団の中で。当方小心者。


ちなみに、最近では「私ドMだから!」というのにも「知らるぅぅぅんっっ!!」と返している。
これに対しては「知らるぅぅぅんっっ!!」と「どぅ-でもええ!!」の合わせ技で返している。
SとMだけで区切られているという発想が、すでにずれているとShigeru Mikiは思う。


話はそれたが、世の中我の強い人が多い。
我を通すのは親しい人の間以外でやるものなのだ。
我を通すのは守るべきもののためにやるものだと僕は思う。
少なくとも僕はそういう人だからんっ!
 
2012/09/06
嫌なことは
僕は子供の頃、職員室なり、親に呼ばれて怒られそうになった時、決まって心の中で「ま、命まではとられへんやろ」と腹をくくり挑んでいた。
いや、恐れずに言うならば、「どんだけ怒られても1時間も怒られへんやろ。数十分耐えればええわ!!」というなんとも子憎たらしいガキだった。

今思うと、こんなやつが反省するはずもなく、もっと言えば、今振り返り、どんだけ怒られる状況があったねんっ!と当時の僕にトホホな気分をぶつけたくなる。


ただ、ここで書きたいのはこんなことではなく、嫌なことは早めに終わらそうということ。


ガキの頃親父によく言われた。

「おい!タバコこーてこい!!」

いや、これじゃなく。。。


ガキの頃親父によく言われた。
「嫌なことは早めに終わられろ。後に引っ張ると引っ張っただけ嫌なことを考える日が延びる。なら今日のうちに終わらせればすっきりする。長引かせてええことはない!!」。


たしかにそう思う。
小学生の僕に平気でタバコを買いにいかす親父も良いこと言うもんだ。


だから僕はガキの頃から、ずっと胸を痛めて悩むくらいなら、早めに言いにくいことは言っちまおう!と思っていたし、+、命まではとられまいの精神で乗り越えてきた。


みなさんも何かやらなきゃいけないことがあって、でもなかなかぐずぐずしちゃうときは思い出してほしい。

「タバコこーてこい!」を。

いや、間違えた。

「嫌なことは早めに終わらせろ」を。
 
2012/09/03
KING OF ROCK
姫路BETAでソロライブだった。

20歳の時にTHE NEUTRALを結成して、21歳でワンマンライブを行いソールドアウト。
この瞬間から、僕が望もうが望むまいが、他人が望もうが望むまいが、事実上、僕はこの街でのKING OF ROCKとなった。

あれから10年以上の月日が経ち、後輩に抜かれたことのない僕は未だに事実上ここでのKINGとなっている。

そんな僕の周りにはいろんなやつが寄ってきた。
僕に媚へつらうやつ。
僕にうまい話を持ちかけるやつ。
僕と友達だというつながりが欲しいやつ。
僕をライバルだと思うやつ。
僕を心から尊敬するやつ。

でもそんなやつらも今ではほぼ誰も残っていない。
僕は孤高にもなれない孤独なKINGのまま、所在なく、所在を示すように歌っている。


僕は裸のKINGではないが、権威も何も持っていない。
誰に支持をされている訳でもなく、僕自身もそのことに気づいていない。
でも僕はやはりまぎれもなくまだ事実上KINGであり、故に疎まれたり、憧れられたり、距離を置かれたり、距離を近づこうとされたりの日々。


今僕はKINGで居続ける使命感を持たなきゃいけないと思っている。
それは僕自身のために。
それはKINGの座を狙う新たなあの頃の僕らのようなやつのために。


KINGは良いと思うかい?
KINGに憧れるかい?
KINGなんてどうでも良いと思うかい?


きっと分からないと思う。
君がKINGになったとき、はじめて僕の世界が見えるだろう。


僕は孤高でも裸でもない、たったひとつのKINGである。
我がふるさと、姫路でたったひとつだけ与えられるKING OF ROCKである。
 
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