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2010/10/05
ホームラン代谷と言う男

昨日はFM横浜での初OAの日。
僕は自分の出たテレビはあまり興味はないのだけれど、ラジオはどんなペースでしゃべっているか、どう伝わっていっているのかが分からないので、いつも同録と言う、生放送でも同時に録音してもらって、それを帰りにチェックがてら聴く。

で、昨日もそれを聴いてみたところ、本番に僕が感じていたものとはまた違った感覚で新鮮だった。
ベースの代谷との絡みも思っているようには悪くなかった。


僕が「紹介します。ベースはホームラン代谷です。まぁ、代谷君を分かりやすく紹介するとバンドのアキレス腱みたいな男です。」
といつものように代谷をいじったところ、いつもなら「誰がやねん!誰が最も大事でありながらもろく弱く、切れるとえらい事になる部位やねん!」と突っ込んでくる彼がまさかの、そうまさかの僕のボケに乗っかり。
「どうも、アキレス、ケン!です」と高倉健さんでもそないハッキリ自己紹介紹介せーへんでと思われる一言を貼付けた。
残念ながらスペクタルに面白くなかった。
僕は番組を仕切っている立場。
左手に持ったストップウォッチの秒数が急激に遅くなるのを感じた。

「どうも、アキレス、ケン!です」というワールドクラスのすべりっぷり。
フラッシュ暗算の途中で「なぁな、昨日おれなぁ」と、しゃべりかけるような暴挙。
しかもどこでどう自信を持ったのかは分からないがなかなか胴の入った声で「どうもアキレス、ケン!です」。

本番中は「このアホ、明日の朝一の新幹線で実家に送り返してやろうか!」とまるで果物のような感覚で彼を見ていたのだが、同録を聴いてみると。。。

悪くないのである。
スペクタルに面白くはないのだが、悪くないのである。

客観的に聴くと、4人もいれば一人くらいこういうクラッシャー(破壊者)がいると面白い。
そう思うと、バラエティ番組でも必ずと言っていいほど一人はクラッシャーがいる。
代谷がそれを理解した上で「どうも高倉健です!」ばりに「どうも、アキレス、ケン!です!」と言ったのならばなかなかどうして見上げたものである。

が、番組後、ひたすら謝り落ち込んでいる姿を見るとそうではなかったようで。
そんな彼はやはり愛おしく愛くるしい。
どうぞ、計算高くなく今のままの彼で歳を重ねていってもらいたいものだ。
 
2010/10/01
恋をしたらイタリア人になれ!

ここのところ僕を置いてけぼりに、何となく恋の匂いがする話が多いです。
ちょっと気になるから、好きになっちまったなどなど、成人をとうに終えた大の大人の知人友人達がキャーキャーキャーキャー騒ぎ回っています。
秋は恋の季節なのか!?
ならなぜオレを置いていく?
おぉ、オレにも恋のかけらでも良いからおくれよと空に嘆く10月の始まり。
君は元気かい?


恋の相談をされて「なぁ、しげる君、どう思う?どうしたら良いと思う?」と、ただのノロケ話にしか聞こえない話をされても、こちとら夕方に起きるような生活をしていようが、それを聞くほど暇ではないのだ。片っ端からコンピューターばりのカタコトと定型文で「ガンバレバイイジャナイカ」としか言えない。
でも実際にそう。
頑張るしかないのだ。


18歳のとき、僕には言えずに終えた恋があった。
好きすぎて言えなかった。
今振り返ると、彼女も待っていた時期は確かにあった。
けど、言えなかった。
僕はこの話を笑って話せるまで10年ほどかかってしまった。
それほど好きで、それほど言えなかった事が僕を後悔の底なし沼にひっぱりこんだ。

それと同じ頃、僕は街を歩きながらすれ違う恋人達を見て当然の事でありながらも稲妻が走るような発見をした。
「あぁ、この二人のうちのどちらかが勇気を出して『好きだっ!』て伝えたんだろうなぁ」。
何も言わず自然と二人が寄り添う事なんてそうそうない。
若けりゃ若いほど、必ずと言っていいほど、どちらかの勇気の上に恋人関係が成り立っていると言っても過言ではない。


恋の相談に無理矢理乗らされて、僕が「好きだっ!」って言えばええやん。と無責任にも似たアドバイスをすると「そりゃしげるはそれでいいけど」とまるで僕を小学生で言うところの足が速くて勉強出来て委員長バリのモテ男として見てくれるが、こちとら顔も含めいたって平均の音楽だけが素晴らしいだけのなーんもない、詩が素晴らしいだけの、ステージが似合うだけの、飲む水はボルビックだとこだわっているだけの、最近はライブ前にレッドブルを飲むだけの、ってしつこいですね。そうただの平凡な男である。


ただ、僕は18歳の時以降、好きな人には「好きだ」と伝えるようにはしている。
ちょっと気になっているだけの段階でも伝えるようにしている。
やっぱり伝えなきゃ始まらない。
そこはイタリア人ばりにシゲルーノになるのである。
アゴがパッカーと割れるのである。
ヒゲが濃くなるのである。
赤い車に乗るのである。


男のうじうじはみっともない。
何よりも「振られたらどうしよう」「ご飯誘って断られたらどうしよう」と自分が傷つく事ばかりを考えているような自分勝手なヤツには恋の神様は笑ってくれない。
誘う事は自分勝手な事ではない。
よほどしつこくしない限りは相手もさほど不快ではない。
ただ、完全とまではいかなくても断られた際には引き際の美学と言うにも頭に入れつつ、諦めない心で違う形で再びアタックすると言う礼儀を頭に入れていれば大丈夫だと思う。

世の中にモテる男はいない。
モテる男は必ず告白している回数が多い。
その中には人知れず断られた回数もある筈である。
それでも言わなきゃはじまらないの精神を知っているからこそのモテる男だと僕は思う。


とは言え、好きになったらやっぱり言えないものである事も僕は18歳に時に経験したから分かる。
人生には告白さえも出来ないくらいの大恋愛が3回くらいはあると思う。
その時の為にも、常日頃から異性だけでなく、友達に対しても「ありがとう」の感謝の気持ちや、「オレ、嬉しいよ」の喜びを照れずに話せるような人でいたいと僕は思っている。


昨今、周りに恋人がいない男女は少ない。
グズグズしていると誰かにとられちまう。
うじうじすんな。
部屋を出ろ。
そしてイタリア人になるのだ。
その先には明るい未来が待っている。

 
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