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2019/05/21
くっだらねーー
くだらないことばかりにムキになるのはやめよう
「この僕も40歳」の一節だが、この毎日日記を書くということもくだらないことだとは思う。

そもそも男はくだらないことが大好きだ。
先日、プロデューサーが自身の子供を見えいて男の子はバカだ。
女子は4、5歳でもうおませさんで、生意気な発言をして可愛いと言われるが、男は4、5歳になってチンチンと騒いでかわいいと言われている。あぁやってみると男の方が種として劣っているとよくわかると。
そうか、俺たちは劣っているのか。
たしかにくっだらねー下ネタで盛り上がっている男たちを冷ややかな視線を突き刺す女子を何度も見てきた。

くっだらねーこと、意味のねーことが大好きで、一周回ってんのかずっと立ち止まってんのかわからねーけど俺たちは朝まで笑い転げる。
基本的に女子はしっかりしている。
そんな女子が急に自我が崩壊し、己を見失い、おかしくなってしまうのが恋愛だ。
でも、この法則でいうとくっだらねー男に関わるから理解ができず頭がおかしくなるのだろうか。
恋のせいではない。俺たち男のせいだってーのか、おい!
収集がつかないので、今日はこの辺で。
うんこちんちん。
 
2019/05/20
クッタクッタに
12時から楽器の前で腕組みをして新曲を考える。
ホワイトボードにコードを書いて、譜面を配って、アンプに腰掛けて音を重ねる。
プロデューサーも交えて音を重ねる。
何年もやってきているが、何年経っても楽しく、何年経っても疲れる。
19時35分までぶっ通し。
休憩時間は合計で10分もなかったかな。
脳みそはヘトヘト。

そのあとはスタンプラリー特典ライブがあった。
目の焦点が合わない。
脳が疲れすぎてトリップしているようだった。
疲れではなく心地よくなってきて、心の赴くまま音を出した。
気がつけばスーパーボールを2回演奏。
誰が一回しかやっちゃいけないって決めたんだよ!心でそう呟きながら楽しんでいた。

帰り道、久しぶりの深い疲労が襲った。
が、今日は母が泊まりに来るということで駅まで迎えに。
母のマシンガントークをもはや脳はシャットダウンしていたが、愛想笑いで切り抜けた。
そういえば久しぶりにお茶をこぼした。
頭がぼーっとしていたからだろう。
母がタオルを絞ってじゅんたんを拭いてくれた。
そっそかしいなぁと言いながら絨毯を吹く母を見て、なぜだか親孝行ができた気がした。
お茶をこぼしてよかった。と。

そんな1日の日記。
 
2019/05/19
退化
才能が枯れるという言葉を今まで何度か耳にし、そして口にしてきた。
才能が枯れた人を多くみてきて、自分はそうなるまいといつも戒めてきたのだが。。。

才能が枯れるというのも正しくないようで、正確には前頭葉が小さくなる。だと思う。
年齢による脳の萎縮で新しい発想が出なくなったり、ありがちなところに思考が落ち着く。
いわゆる親父ギャグなんかはその典型的なものだろう。
じいちゃんやばあちゃんがほぼほぼスマホが扱えないように、脳は退化する。
逃れられないのだ。
やっぱコーディネートはこーでねーと!なんて俺も言い出すのだろう。
無反応な中を見て、聞こえていないのかと思い、さらにトーンを上げて「やっぱコーディネートはこーでねーとっっ!」なんて言い出したらみんな俺をテムズ川から投げ捨ててくれ。バタフライで泳いで帰るから。
ふむ。。。これもギリギリなのか。

ただ退化に戦う方法は経験だと思う。
経験値が衰えた部分を補っていく。
嫌なこともすべていつかの俺を助けてくれる。
今ではまっすぐにそう信じられる。

 
2019/05/18
5月18日のレコーディング
慣れ親しんだレコーディングスタジオのエレベーターを降りる。
ここのエレベーターは古いこともあって、たかが地下2階に降りるのに鬼のような時間を要する。
その中に入ると、本日はどのスタジオで録音するのかを確認する。
このスタジオではオーケストラも取れるような大きなスタジオ2つ、歌やギターを取るようなスタジオ2つ、MIX専用のスタジオが一つあり、当日、受付の名前を見て確認する。
今日はCスタジオだった。
入ると、もうギターを取れる環境と、歌が歌える環境ができていた。
デビューする前、逆さ吊りにしてあるマイクやウィンドウスクリーンに憧れていたっけ。
今ではあたり前のものとなり、自分でマイクとの調整もできるようになった。

デビューした頃、このボーカルブースには温かい飲み物と花凛エキス、常温水、などが常備されていたが、今では何もない。きっと時代だったんだろうな。今のボーカリストはそこまで入念に行わない。昔よりも録音は身近なものになったということだと思う。

清正くんが先に3曲ほどギターダビングをした。
高校時代から同じ仲間が40代を迎え、俺の書いた曲に対し真剣に向き合い録音していく姿は感慨深いものがある。

そのあと俺は4曲歌った。
昔は1日一曲歌っても声を枯らしていたのに。。。

さっさと終わったつもりも、ギターも合わせて8時間ほどかかった。
次の日は新曲アレンジと特典ライブだった。
長いエレベータに乗りながら、目を閉じると永遠に目が覚めないような気がして頭を振った。
すっかり真っ暗になった空を見ながら清正くんと明日のリハーサルの話をしながら帰った。

 
2019/05/17
世代を超えて修行する
曾祖父ちゃんは坊さんだった。
だが、50歳そこそこでこの世をさったらしい。
曾祖母さんも早々に亡くしたじいちゃんは寺に預けられた。
坊さんになるはずが、今は坊主よりも商売じゃ!と商人になった。

親父の49日の時。
浄土宗のお坊さんが、曾祖父ちゃんについて教えてくれた。
りょうじゅんさん(曾祖父ちゃんの名前らしい)は、六本木にある増上寺
で修行していらした。
いつか機会があれば行ってみてくださいといわれた。

行ってみてくださいも何も、いつも使っているレコーディングスタジオのすぐ近くではないか。
不思議なものだ。100年と少し前、曾祖父ちゃんはここで修行をしてあったこともない、でも確実にその遺伝子を受け継いだ曾孫がすぐ近くで昼間にヘラヘラとギター抱えて修行している。
繋がってる気がして、六本木でレコーデイングするときには曾祖父ちゃんじいちゃん親父が近くにいそうで嬉しい。
 
2019/05/16
ねじれてほつれてねじれる
ピアノを弾き始めた頃、鍵盤を見て愕然としたことがある。
結局、どんなに新しいことをやろうとしてもこの白鍵と黒鍵の組み合わせでやるしかないのかと。
そう思うとこの音階を最初に見つけた人には勝てない。
所詮は組み合わせの問題になってしまうと。

言葉もそう。
ありふれた言葉をありふれない組み合わせで歌詞にする。
組み合わせだ。

逃れられぬ不自由の中で自由を歌っていくというなんとも摩訶不思議なことをやるにはやはりロックでないと息ができないと僕は思う。
ロックという便利な言葉にいつも甘えてしまうが、許してくれ。
僕はロックに恋はしているのだから。
 
2019/05/15
レコーディング中に
俺は死なない。
30代半ばまでそう思っていた。
事故とかにも合わないと信じていた。
死は俺からずいぶん遠いところにあった。

だが、最近は何がどうなったわけでもないが死はずっとこちらを覗き込んでいるような感覚がある。
隙あらば狙ってるぞ、そんな匂いがする。

俺はいつか死ぬのか、、、中学生の時考えて寝れなくなったように、最近はベットで鼻まで布団に潜り込み苦い顔をする。

俺はいつか死ぬ。
死ぬのだ。
少し怖い。
やり残したことがやり終えたことより残っている。
だからこそ俺は俺の魂、俺の哲学、俺のすべてを今も音に記録している。
 
2019/05/14
泳ぐ
数年前、僕は水泳に通い始めた。
カナヅチな自分のまま死ぬのが嫌になったのだ。
いつか子供ができたとき、その子供が溺れても僕は眺めるか周りの誰かに助けを呼ばねばならない。
そう思うとぞっとして通い始めた。

結果、なんちゃってバタフライまで出来るようになり泳力検定3級までもらったが、その後忙しくなって辞めてしまった。
自転車と水泳は一生忘れないというのだが、、、。
まだ誰かを助けられるほどの泳力は得てないことをこっそりここに書き残しておく。
 
2019/05/13
謙虚に
僕は個人的にはホ○エモン、Z○Z○前○社長を応援している。
彼らを批判するとき、彼らと同じ立場にならねばならない。
例えば、資産2000億を手にしたとき、僕らはどうするのか?
何もしないで遊び呆けると答える人は、その2000億を宝くじ的にゲットした人だろう。自ら働いて稼いだ人は2000億でやりたかった仕事を、やれなかった仕事をするだろう。
その仕事の過程で自家用ジェットが必要なら買うだろう。

僕は時折思う。
前○社長はひょっとしたらお金持ちの中でも遠慮がちにいきているのかもしれない。
それは同じくらいの資産を数十年で稼いだ人達を比較しなければわからない。
少なくとも日銭で息継ぎをしている僕には言えない。

僕は自分の知らないことは言わないように心がけている。
人を批判するときに、自分はどの立場にいるのか、相手との開きを認識して発言せねばならぬが、それがわからぬ人がやはり声を荒げるからとかくこの世は面白い。


 
2019/05/12
プールに
何をやってるんだろうな。
どこへ向かってんだろう。
物事をまっすぐに向き合うとすぐにでも豆腐の角で頭を打って死にたくなる。
おそらく、おそらくだが、ほとんどのことの真実にたどり着かない方が幸せだ。
その昔、明らかに振られているのに「あいつは何か優しさでさよならを言ったんだろうな」と木星の方向を見てつぶやく友人をおぞましく見ていたが、彼らはひょっとしたら本能的に真実なんて知ってはいけないことに気づいたのかもしれない。

もおごとの真理にたどり着いても気づかぬふりをして、体を少し斜めにして真正面から受け止めないようにして、バカのプールにフルチンで飛び込み数分後、体を震わせながらさむーーーって唇真っ青にして出てくる。
人生とはそういう生き方をしていった方がいいのかもしれない。
 
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