こう見えても、と言ってもどう見られているのかは知らないが、僕は体育会系出身である。
例えポジションがサードの横であろうが野球部出身であり、ラグビー部出身である。
全盛期は50mを６秒前半で走り、1500mでは５分を切り、垂直高飛びは74m。

いつまでも僕の頭の中にこの記憶がある。

よく小学校運動会でお父さんが足がもつれてこけると言う、なんとも暖かい光景を目にしたが、あれはきっとイメージは足が速いままなのに体がついてきてなかったのだろう。
今なら少し分かりそうで怖い。

今の僕の体力はどんなもんだろう？
筋力も随分と落ち、今ではガリガリのところに属している。

年に何回かの「運動していますか？」の問いに苦笑いするだけ。
「健全な魂は健全な体から宿る」ってか。

そんな折に、ちらっとよぎるスポーツジムの佇まい。
ストレッチも出来て、筋トレ、苦手の水泳も出来る。
おぉ、良いではないか！
と思うが、入会にまで足が進まないのは単純に続かなそうだからである。
レンタル屋さんで１０枚綴りを買っても最後まで使い切った試しのない僕には到底無理な話。

それでも最近思う事。
一度きりの人生、何でもやって見るべきかなと。
俺の人生スポーツジムに行ってた時期もあって、意外とここで色んな事を・・・と語る日が来るのも悪くない。

そんな事を夢見ながら、引っ越しの準備もせず、今日からのレコーディングもそっちのけでひたすらネットで入会申し込みを睨んでいるダメな僕である。

明日からまたレコーディング。
そして、僕は引っ越しがすぐそこなのに荷物が多すぎてまとまらず。

これを機にモノを捨てよう。
モノのない部屋に。

みなさん、今日も良き一日へ。