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2009/09/30
歳の重ね方

織田信長が好んで舞っていたと言う「敦盛」の一節。
『人間五十年 下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり』。

現代語に訳すと、「つぅーかぁ、人ってどんだけ生きても50年じゃん?世界は広いっていうしぃ〜、夢幻のようなもんじゃね?生きるって?」ってなことだ。別にここまで現代語でなくても良いが。ってかもはや現代語でもないが。

有名な名台詞。
人生50年。
この頃の日本人の平均寿命である。

若すぎる。
50歳と言えば部長クラスか?
まだまだ働き盛りであり、おそらくまだまだ恋心もある頃である。

今は医学も進歩して、日本人の平均寿命はだいたい80歳くらいだと思う。

で、ここで言っておこう。
今の30代は若い!
昔で言うところの25歳にも達していない。
人生半分もいっていないのである。

ついでに神様にも申し入れたい。
あんたねぇ!
あっ!すみません。
あんたは言い過ぎですが、あなたねぇ、若さのピークは24歳くらいにしてるでしょ?
そっからはしわも増えるようにしちゃってさ。
代表して言うよ?

古い!
ダサイ!

時代は変わっているんだよ。
若さのピークをずらしなさい!!
今の30代は若い。
もっと肌つやをぴっちぴっちにしなさい。

どうよ!
今日の日記は同世代のハートをわし掴みにした事だろう。

時折、僕がライブ中弾みで「僕らの歌を聴いてくれる方は20代の方が多いですが」とデリカシーのない発言をするため、30、40,50、60代の方が「そんな事いわれると来にくいじゃないか」といわれ反省するのですが、僕はむしろ嬉しいです。
自分よりも経験豊かな年上の人に歌を気に入ってもらえるのは嬉しいこと。

それに人生80年、下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり
である。
たっかだか80年。
軽んじる発言ではなく、30代40代50代とか、大きな意味で変わらない。
人が生まれて死ぬまでは一瞬のようなもんだから。

歳を取る事がマイナスのように感じるのはやっぱり切ない。
歳を取る事は素晴らしい事なのだ。

若者はいつかの僕で、目上の人もいつかの僕。
その時その場所に立って気が付く事ばかり。

心が老いる事ないよう。
年齢相応の歳を胸を張って重ねていきたいものだ。


 
2009/09/28
詩「男ならば」
男たるもの、格好良く生きたいと思わなければウソである。

女から見たらダサイと言われるようなプライドを持って生きるのだ。

そして最後には惚れさすのだ。

男ならば不良に憧れ、男ならばロックを聴くのだ。

男ならばやせ我慢をするのだ

男ならばいつでも喧嘩を買うぞと言う気構えで言いたいことを言うのだ

男ならば少年ジャンプを買う事をやめないのだ。

男ならば自動販売機の前でどれを買うのか悩み、2個押すなんてかっこ悪い事をするな。

男ならばその自販機が当たり付きであろうが、買ったらその場を離れるのだ。

男ならば愛想笑いはするな。

男ならば財布の中にクーポンやスタンプカードを入れてはいけない。

男ならばカロリー0なんかを買うな。

男ならば「男ならばなんて言う男って」って言うような女を、やっぱり最後には惚れさせろ。

男ならば人に優しくしろ

男ならば俺の歌を聴け
 
2009/09/26
NEW OLD STOCKツアー、第2部スタート!
NEW OLD STOCK名古屋公演が終了しました。
なんだか今日からまたツアーが始まった感じです。

というのも、今日から一緒に廻ってくれるバンド達が揃いました。
まずほぼ全箇所廻ってくれるフリーウェイハイハイ(以下、フリハイ)。
デビュー歳が同じのいわゆる同期。
でも、なかなか一緒にやる事はなかった。
今回ツアーに一緒に廻ってほしいとお願いした時、全箇所一緒に廻りましょうと言ってくれた(今日までのワンマン以外のライブでフリハイが一緒じゃなかったのは、ツアー日程が決まった後で決定したライブだったから。
)。
その心意気に感謝。
本当に嬉しい。
ちなみにフリハイとは今回、移動も一緒にやる予定。
楽しみだ。

そして、the soul。
対バンドをして、仲良くなるバンドは沢山いるけど、本当にこりゃ才能あるなぁと思える数少ないうちの一バンド
the soulは僕の中でメロディが良いバンドNo1だった。
今日見てもそれは変わらなかった(ちなみにフリハイは今日は僕らの出番の前だったので見れなかった。深読みしないでね、笑。まぁツアーは長いし)。
そして彼らのファンの方は良いライブをきちんとやれば、対バンであろうが何であろうがきっちりと反応してくれる。
これから彼らの音楽に対する姿勢が現れているんだなぁと思う。
今の時代、なかなか難しい事だったりもする。

このメンバーと一緒に廻れる事。
そして、我が地元、姫路にも呼べる事を嬉しく思う。
お互いこのツアーが終わる頃には何周りも大きくなっていたいと思う。

NEW OLD STOCKツアー。
最高の仲間達とあなたの街に行きます。
会いにきてやってください。

追記、名古屋のみんな!楽しかった!ありがとう!また今年中には名古屋に行きます!
 
2009/09/25
朝焼けの中

am5時21分

窓を開けると朝の匂いがした

朝昼夜、すべて匂いが違う

今日は朝の匂いの中にはやくも冬の風が混じっていた

朝焼けが優美になびいている

朝焼けと夕焼けは同じような色を発している

朝焼けは静寂の中の希望

夕焼けは喧噪の中の哀愁

一日の始まりと終わりは 同じ色を発している

しばらくこの朝焼けの中

ベランダで今日までの人生を振り返ってみようと思う

今日の朝焼けはなんだか優しい

 
2009/09/24
THE NEUTRALを安売りしちゃいけない
ちょっと思う。
THE NEUTRALを安売りしちゃいけないなと。
反省する。

僕のソロ名義なら、どんなライブ、イベントにも出よう。
でもTHE NEUTRALという名前を遣う場合、やっぱりしっかり考えないと、そう思う。

言うまでもなく、THE NEUTRALはめちゃくちゃに良いライブをします。
それは間違いなく、だからこそ今日まで残っています。
でもどんなに良いライブをしても、伝わらない環境がある事も知っています。

言いたい事は沢山ある。
けど、もうこれだけ、THE NEUTRALを安売りしちゃいけない。
見に来てくれている人に申し訳ない。
THE NEUTRALに申し訳ない。

当然これはライブが楽しめないからと言う意味ではない。
こんな断りもいれなくても分かるよなぁ。

決意表明し、ここからさらなる脱皮を心掛けた以上、ここいらできちんとしておこうと思う。
「誰かと比べるのはやめてくれ」とよく言うが、僕はいつだって「ちゃんと比べてくれ」と思っている。
きちんとした評価を受けないときの苦痛は大げさではなく、心が潰されそうになる。

僕一人ならそれも耐えよう。
メンバーまで味わう事はない。
THE NEUTRALをもう安売りはしない。

 
2009/09/23
僕のロックンロール

大好きな詩がある。
THE HIGH LOWSというバンドの歌で
「ダヴィンチのひらめきと ライト兄弟の勇気で 僕らは空を飛ばない代わり月にロケットを飛ばす」
と言うのがある。

レオナルド・ダヴィンチと言う誰もが知ってる大天才。
絵だけではなく色んなものに長けており、ヘリコプターを考えたりもしていたようだ。
やがてそれはライト兄弟によって実行される。
人類初の空への飛行。
今から106年前の事である。

その時の飛行距離を知っているだろうか?
人類初飛行は36メートル。時間にして12秒だった。
今の感覚でいうと「たった36メートルで、ほんの12秒」なのだ。

ところがこの初飛行からわずか58年後。
人類は宇宙に行く事に成功した。

科学の進歩もさることながら、そこに注がれた多くの人の努力よりも、情熱や夢や希望が浮かんで見える。
多くの失敗挫折の後に、わずか58年で、だ。

ロックンロールがこの世に登場したのが50年代半ばと言われている。
半世紀を超えたと言えば長いように感じるが、わずか55年である。
今なお進化し続けるロックンロール。
僕らがデビューしてわずか6年の間にも、ドラムのリズムが数学のように難解になり進化し続けている。

僕は思う。
新しいものを創りたい。
誰かの真似とか、誰かみたいじゃなくて、僕は今ロックンロールの歴史の先端にいるのだ。
手前味噌で申し訳ないが、「パンとピストル」もそうだが、「腐葉土」「nanana」「明日へ向かって」のような最後のあたりでとても高いkeyのところでメッセージを届ける歌は、僕が初めてで誰も真似していないところであり、認知度が増えたら真似されるだろうなと思う。
僕はそう言うものを創りたいのだ。
その上で最もストレートなものを丁寧に歌いたい。

先日、お笑い界で地位も名誉も治めた人の映画を見てきた。
映画の評価いろいろあるのだろうが、従来のものではなく、新しいものを創ろうとしている姿勢に僕はただただ感心した。

誰かのようなものは誰かがやれば良い。
僕は僕にしか出来ない事をやるのだ。
それはかたくなに自分らしさを貫くのとは違う。
僕にしか出来ない事があるからこそ僕らはデビュー出来たんだと思う。
本来、デビューするってことはそうであってほしいものだ。

無理してではない。
僕は僕に出来る事を精一杯ロールするのだ。
どこまでも転がり続けよう。

 
2009/09/22
決意表明
今日は渋谷C.C.Lemonホールでライブでした。
今日の気持ちをどう書き残していいのか、その前に自分の気持ちが今どういうものなのか、分かっている事と、自分自身答えの出ていないものとあります。

ただ、まずはじめに来てくれた皆さん、そして最後まで残ってくれたみなさんありがとう!
すべてはここに始まりここで終わる事を書いてから。

バンドマンなら一度は上がってみたいステージ、C.C.Lemonホールこと旧渋谷公会堂。ところが上がってみて思った事は「あぁ、こんなもんか」と言う事。
こんなもんかと言う言い方は非常に誤解を招くような言い方だけど、悪い意味ではなく、高い場所ではあるが思っていたよりは近くにある事、あと、思っている以上に僕らは今日までホールをはじめ大きな会場を経験しているんだなぁという事。

ライブハウス、ホール、そしてドームまで経験した。
でも、ライブって多少はあれど基本的にはどこでやっても同じ。
楽しい。

ただね、今日は沢山のバンドが出ていて、僕らはトリだったんだけど、僕らの出番前に帰っちゃう人、物販に行く人が結構いて、それはやっぱり辛い。
「あぁ、ちゃんと見てくれればなぁ。最高のものを見せてあげれるのになぁ」本当にそう思う。
だからこそ最後まで残ってくれた方々に感謝なのだ。

僕らは今日出たバンドの中で活動的には一番地味だと思う。
そんなにテレビに出るわけでもなく、フェスに出るでもなく、タイアップがあるわけでもない。
ただライブだけで今日までやってきた。
そんな地道な活動だけで渋谷クアトロや恵比寿リキッドルームでワンマンが出来て、今度は渋谷O-EASTでワンマンライブが出来るのだから、それは誇りに思ってはいる。
思ってはいるけど、今日歌った「Daily Life」の歌詞のように「上手くやっている人たちを見ると 嫉妬と猜疑心が僕を襲う」事がある。
もし僕らも他の人たちと同様に、タイアップがあったり、大きな展開が出来ればすぐにC.C.Lemonホールでも出来るのに・・・と。


でも、今日は改めて気合いが入った。
僕らはデビューしてから、ここでは書けないような色んな不遇や事故のようなものに巻き込まれたのは事実。
でも、「パンとピストル」「ちびとふとっちょ」と言った歌達が強引に閉じかけた世界をこじ開けてくれたのも事実。
僕は、いや、僕らは純粋に音楽の力を、そして今日までの軌跡を信じようと思う。
信じるとは祈る事ではなく進む事。

C.C.Lemonホール、地道な活動では渋谷O-EASTが限界かと思っていた。
でもね、僕は目指そうと思う。
とびっきりの歌とライブを用意して。
これから先のライブ。
今までだって気合い入れてきた。
でも、もっともっと、毎回入魂、いつ死んでも良いくらいの覚悟でやろうと思う。
一回たりとも見逃す事が出来ないようなライブをしようと心に誓った。

そのそばにみんながいてくれたら、そう本当に思う。

気を引き締め直しました。
もっとどん欲に、もっと前へ。
今日僕はまた一つ何かが変われた気がする。

 
2009/09/21
ライブハウスの落書き

ライブハウスの楽屋トイレは落書きだらけだ。
ほとんどのライブハウスがそれを良しとしている。
確かに、落書きと言うにはもったいナニがあるのは確かで、そこには「一発かましてやるぜ!」という強い念のようなものが感じられる。

ただ、僕らは自ら落書きをした事が一度もない。
というのも、これまたさっき書いた事と反比例するようだが、落書きしているバンドで成功しているのを見た事がないからだ(苦笑)。

落書きと一口に言っても千差万別。
「やれ!お前の力を見せてやれ!」といったこれからステージに上がるものを勇気付けてくれるものから、「誰も、お前の事なんて見ちゃいねーよ」といった腹立たしいものまで。

あと、最近ヒットだったのが新潟に書かれてあった落書き。
「pcエンジンを買ってもらっていたヤツは基本的に過保護である」。
大爆笑した。
pcエンジンと言うのは、スーパーファミコンの前に発売された、当時大人気の任天堂に対抗してできた新しいゲーム機。
ただ、ファミコン全盛期の当時、これを買ってもらうと言うのはよほどの事。
それを見事に短い文にまとめた名言だった。

僕はこういう文を書ける人の詩を読んでみたいと思う。
ただ、普段話していると面白いのに詩になると急に真面目になって面白くなくなる人が多い。ってかほとんど。
格好付けずに、「詩とはこういうもの!」という概念を捨てて書けばきっと面白いのにもったいないと思ってしまう。

話はそれたが、今から眠ればc.c.レモンホール。
ホールに落書きはないだろうなぁ。
リキッドルームの楽屋もなかったよな。

あるとしたら何が書いてあるんだろう?
ライブはもちろんだが、それも少しだけ楽しみに挑もうと思う。

 
2009/09/20
仮日記
曲を書こうかと思います。
季節が変わっていきます。
ここ最近の天気は良すぎます。
異邦人を思い出します。
「太陽がまぶしかったから」。

良い方向にベクトルを向けて。

月曜日はc.cレモンホールでライブです。
楽しみです。
 
2009/09/19
秋が終わる前に

新しい家にはコの字型にベランダがある。
歩けば20歩ほどあるのだろうか?
細長いベランダだ。

久しぶりに出てみると、そこには夏の置き忘れもの。
アブラゼミの残骸が3体ほどあった。

長い事一人暮らしをしてきたが、こういうのは初めて。
昔は平気で虫に触れていたのに、今ではセミを見て「なんでそんなにグロテスクやねん!」と突っ込んでしまうようになった。

さて、このセミの亡きがら、どうしたものか?
正直に頭によぎった事を。

1、割と高い階に住んでいる為,隣のビルの屋上がすぐ隣に見える。
なので、その隣のビルに投げ込む。そして知らんぷり。
けど、それはあまりに心なさ過ぎるし、モラルもへったくれもないので当然却下。

2、燃えるゴミに出す。
火葬と考えれば悪くないが、地下で6年も過ごし地上では1週間、長くても1ヶ月の命、その最後がゴミと扱われるのはあまりに残酷な気がしたので却下。

で、結局、土に埋めるのがベストではないか?と考えついた。
ところが東京と言う街、そして僕が大人になったと言う事もあり、土に埋めると言っても、埋める場所、そして埋める道具は何やねん!?と頭を回転させている最中。

もう秋になってしまった。
ツアーに出てしまう前に、埋めてあげたいと思う。
今年の夏に別れを告げて。


 
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