THE NEUTRAL オフィシャルホームページ
InformationProfileDiscographyLive歩道橋の上気まぐれ日誌+スタッフ日記 TOP
TicketRequestGoodsMail MagazineHotLinePhoto
2013/07/29
ベストアルバムについて
 
今日でベストアルバムの収録曲の締め切りになるのですが、本当に申し訳ない。
いろんな事があり、ベストに入るのはシングル「ともだち」までの楽曲。
つまりシングル&アルバムで言うと「チャンスはそこだ!!」「パンとピストル」「君に届け」「フレーフレーフレー」「輝け!俺の30代」「THE NEUTRAL」「ともだち」までとなってしまいました。

初期のベストってことですね。

というわけでそれ以降で投票した方は、ぜひ今一度投票し直すかHOT LINEででもメール投票をください。

しかしながらどの曲が愛されているのかがよく分かったので、僕は良かったと思っています。


土壇場でいろいろありましたが、ふつうの寄せ集め的なベストにならないように考えていますので、ここはお楽しみに!!
 
2013/07/24
はまっている
いろいろ書いたけど、なんか楽しい事を書き残したいなぁと思い消去。

僕は今、セブンイレブンのその場でドリップするアイスコーヒーにはまっています。
カップを氷のコーナーから持って来てお会計。
で、レジ横でドリップ。

しかも100円ときたもんだ。

毎日のんでいる。
ぜひお試しあれ。
 
2013/07/20
日記も更新しないとですね!
twitterの手軽さと気楽さでついついそちらによりがちだけど、僕のようなタイプはしっかり日記を更新しないとなぁと思うのです。

ありがとう。
今拍手が聞こえました。

まず9月の本八幡の初の僕のソロワンマンライブ。
すこし延期になりそうです。(でもその日にライブはしますよ!)
その理由は、少しお待ちください。
はやめに発表しますね。


そういえば先日読んだ本に書いてあったこと。
というか僕が昔から言っていたこと。
「多くの人に喜んでもらおうとすると、少なからず誰かを傷つけてしまうことがある。」
当たり前のことなんだけど。

どんな意見でも反対意見はあるもんだ。
それが多くの人に届けば届くほど、少数派の反対意見の分母も増えると。
当たり前だわね。

でもね、今はその少数派の意見にビビってしまう世の中でね。
表現者が反対意見にビビって自主規制をしまくって、結局当たり障りないことしか言えなくなってしまうというのが今の世の中だと思う。

それにたいして僕はどうこうしようという気持ちはない。
ただ僕は思ったことを書きたいだけ。
感じたことを形にしたいだけ。
奇をてらうのも嫌だし、結果奇をてらったような表現を引っ込めるのも嫌だなぁ。

そんなことを感じる今日この頃でした。


さぁ、今日はゆっくり眠ろう。
おやすみなさい。
 
2013/07/17
いろんな意味でいい加減な日記ですみません
千葉ルックのライブが終わって数日、やはりライブの後すぐに更新しないと熱の伝え方が下手になるよなぁと反省。
ってかツイッターには「今晩にも書くね!」と恐ろしい言葉を残していたではないか!?
はい、僕はあれから一睡もしてないのでまだ「今晩」なのです。


ってことで許してもらえますか。。。


とにもかくにも、ずっと東京でやって来た夏祭りを千葉でやる事。
千葉ルックの良さを出す事。
それを心がけてライブをしました。

基本的にはぱーーっと明るいものにしたくて。
小難しい事なく、汗かこうぜ!!みたいな。


しっかり構成されたライブ、構成よりも生感やはみ出したりしくったりするのも味なライブ。
どっちも僕は大好きで、どっちも出来ないといけないと思っております。


来てくれたみんなありがとうね。

あとね、9月に僕が本八幡でソロワンマンするかもと言ってたけど、いろいろあって10月になるかも。
9月の16日にもやるにはやるけどイベントになるかも。
というのも、9月の20日あたりに都内で結構な事をバンドでお願いされてて。


決まれば発表しますね。


ちょっと散文でごめんなさいね。
金曜日からレコーディングだったりでバタバタでして。

最高の作品を届けるってことで許してください。


あと、デモCD楽しんでもらえましたか?
非常に言い出すきっかけをなくしたのですが、限定販売だけど、あの日だけの限定販売ではありません。
基本的に地方の人も買えるようにしたいので。
ただ、一年間も売り続けるという事もなく、ボーナストラックもなくなる予定で今の限定枚数が終わると終了です。
あしからず。です。なのでお早めにゲットしてください。
 
2013/07/12
「できそこないができました」
蒸し暑い部屋の中でエアコンのスチッチを入れて、僕は1997年を思い出していた。

寒い寒いライブハウスの客席にドラム、ベース&ギターアンプを置いて僕らのはじめてのレコーディングが行われた。
当時「俺たちは最高のバンド」だと信じて止まなかった僕ら。
が、レコーディングの最中、自分たちの音を聴いて目玉が鼻の穴から飛び出しそうになった。


「だ、だれだ!?このヘタッピは。。。。」


鼻と腰をへし折られた。


そんなこんなではじめての「デモテープ」のタイトルを急遽『できそこない』とすることにした。

その後の作品もやはりへなちょこで『できかけ』というなんとも自信のないタイトルにした。


が、音楽だけは安売りしちゃいかん!とそこは無駄なプライドがあり、当時にして破格の4曲入り1000円という堂々たる値段で販売していた。



あれから15年も経ち、この度日曜日に行われる千葉ルックでその『できそこない』『できかけ』『できた』の3部作から、今日まで音源になっていなかった歌たちを、あの頃のように自分たちで再録音して販売する事になった。
デモテープならぬデモCD。


これを出そうとした経緯はいろいろあるが、結局のところ、せっかく書いた曲であり、この曲たちがあったから今の楽曲があると、ローマの道は一日にしてならず的な考えをしていくとたまらなく愛おしくなり、デビュー10周年という言葉に背中をどっぷり預ける形で限定で再発売を試みる事にした。


タイトルは
『できそこないができました』

収録曲は
1今こそ僕らの一番大事な時だろう『できかけ』
2真夜中の強盗『できかけ』
3うそのない街『できかけ』
4恋の約束『できかけ』
5ドアを開けよう『できそこない』
6Rock'n Roll Night『できそこない』
7青いため息『できた』
8君のそばに『できそこない』
9。。。『できかけ』

10(ボーナストラック、清正ver、ダイスケver、代谷verの3種類のうちのどれか)

1800円

こっからは敬語で。

あくまでも手作りのデモCDなのでご了承あれ。
というのと、最後の9曲目は昔よく歌っていたTHE NEUTRALのテーマみたいなのがあってそれを収録しているのですが、ボーナストラックではメンバーがパートチェンジしたバージョンが3パターン入っています。

これをすべて一枚のCDに入れても良かったのですが、試してみたところ面白さが減ったので、作品としてやっぱりいい状態にしたいので、ガチャガチャ的な要素で福引き的な要素で?どれが当たるか分からないという形にしました。
なので友達と入っている曲が違う事も大いにあり得ます。

ただ、清正Ver,代谷Ver,ダイスケVerと3種類発売するのは、なんだかいやらしいのでやっておりません。
3種類パック販売なら友達と分けれても良いのかな?とは思っていますが。。。


言ってる事が矛盾してるかもしれませんが、物販のような感覚で楽しんでほしいし、音楽としても今日までのルーツがあると感じながら聴いてもらえると、歌たちもあの頃の俺たちも喜ぶと思います。


千葉look、まさに夏祭りーーー!となりそうな予感です。
とことん楽しみましょう!

なお、当日、マジックを用意して来てもらえると助かります!!
楽しもうぜ!!

 
2013/07/10
トリビュートライブ「山岸賢介」

トリビュートライブゲストボーカルを振り返る最後はウラニーノ「山岸賢介」君。

そもそもトリビュートライブをやってみようと思った時に、sacraのマサ君と山岸君には「君が出てくれないとこのライブは成り立たない」と口説いたのを覚えている。
そして2回をやり終えてやはりそれは間違っていなかったと今強く思う。


実のところ、僕らはウラニーノと一緒にライブをした事がほとんどない。
僕がウラニーノをはっきりと知ったのはMinxzoneの企画ライブで共演した時。
でも、それはウラニーノライブを見た訳ではなく、最後のアンコールでMinxzoneのメンバーが出演者の曲をカバーしてそれに合わせてボーカルが歌っていくという、まさに今回のトリビュートの原案とも言える企画の中で聴いた楽曲に感銘を受けたのだった。


失礼を承知で言うならば、まだデビュー前で知名度が今ほどなかったウラニーノ楽曲をココロランドリーでカバーしたのを覚えている。
僕の話を少しだけさせてもらうならば、僕は音楽に関しては融通が利かなくなりいろいろ厳しい意見をビシバシ言うが、僕は同じくらい良いものに関しても素直に認めるようにしている。


話がそれたが、今回も山岸君は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
お昼は「ダンボールに囲まれて」「少年と僕」を。
ダンボールは僕も一緒に歌わさせてもらった。
二人で歌う「神様なんて絶対いない」は毎回リハーサルの度に出演者に「鳥肌が立った!」といってもらったっけなぁ〜。いってもらったよな〜(「少年と僕」風に)。


夜は「彼女は友達」と「明日へ向かって」。


実は山岸君、前日のリハーサルで「明日へ向かって」が2回ほど歌詞が詰まって出てこなかった。
晩ご飯を食べながら「うまいっすね〜」とほほを緩めている山岸君に「歌詞は大丈夫かい?」と聞くと、「あぁ、もうなんで間違えたか分かったから大丈夫!」との回答。

ほんとかよぉと思いながら、当日。
「歌詞大丈夫?」と改めて聞いても「大丈夫っすよ〜。今日時間タイトなら僕はリハなくてもいいっすよ〜」との回答。
そして本番「なんで間違ったか分かった」山岸君は完璧に歌いこなした。

いや、ただ一カ所。
違ったところがあった。
そこに「なんで間違えたか分かったから大丈夫!」の答えがあった。

「明日へ向かって」の歌詞。
「勝ち負けで言うなら 戦いはまだ途中だろ?」
の部分を本番で彼は
「勝敗でいうなら 戦いはまだ途中だろ」と歌った。

楽屋で僕を見つけるなり「勝ち負けを勝敗って歌ってしまった〜」と言っていた。


歌詞を覚える人は大きく分けると2種類に分かれる。
ひとつは歌詞を丸ごと文字として覚える人。
このタイプは歌詞の内容をそれほど理解してはいないが、それはそれで「客観的に歌っているように見えて」逆に伝わるというもの。

もうひとつは歌詞の奥をつかみ取って歌う人。
僕もこのタイプだけど、なので僕なんかはその部分の歌詞が「勝敗」であろうが「勝ち負け」であろうが意味が同じならば関係ないのだ。
おそらく山岸君もこちらタイプ。
なので「なんで間違えたか分かったから大丈夫」だったんだと僕は思っている。


なんかこの企画日記らしいこぼれ話になったなぁ、なったんだなぁ。


なのでもう一つこぼれ話。


ライブ終演後、フリハイの井ノ上君を待つ井ノ上君をジャニーズのような目で見ているダイスケの姪っ子@中3.特技天城越え.jpが黄色い声を上げている中。
ダイスケ氏の「いのちゃんと写真とってもらえや〜」の鯨波に楽屋は姪っ子@中3.化粧覚える.jpとその友達の悲鳴のような歓声が響き渡る。
楽屋のテンションはmax。

そこでなにを思ったかダイスケが「おい!山岸君もとってもらえや〜」と。
いやいやいやいやいやいや、ダイさんそれはきついっすよ。
井ノ上待ちの女子の前で「山岸君ととってもらえや〜」って。
俺ならヘソかんでその場で死ぬなと思いつつも、どうするんだろ?と山岸君をいていると、両手のてのひらを前に差し出してストップのポーズで「お気遣いなく」と一蹴。

さすがである。

そのあとも黄色い声援をあげる中3女子に「俺たちだってキャーっていってくれるファンいるんだかんねっ!」と山岸君とすねねがら話していると、ダイスケが「しげやーん、姪っ子の友達がしげやんと写真撮りたいって言うてるんやけどいいかなぁ?」との声。

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!

楽屋ではさきほどの黄色い声援が僕に向けられている。
「至近距離無理ー!」

あぁ、僕はなんて幸せもんだぁ。

すぐさま山岸君の方に向かい「見たかぁ〜!これがヴォーカルじゃい!!」と声を張り上げたがそこに山岸君はもういなくて、ただただ姪っ子の友達がひいていくという失態。
オーマイガッッ!


そんなウラニーノを9月の後半の姫路BETAにバンドできてくれないかと誘おうかと思っている。
ぜひ来てほしいものだ。


山岸君、素晴らしい歌をありがとう!
山岸君と出会えた事も僕の音楽人生の財産です。

 
2013/07/08
トリビュートライブ「河野健太郎」
トリビュートライブゲストボーカルを振り返る第5回はtheSoul 「河野健太郎」君。

今日までのバンド生活、同業者から見て「良いバンドだなぁ」と思う事は少ない。
3年に1バンドもいれば良い方だと思う。

theSoulはその「良いバンドだなぁ」と思えた数少ないバンドの1つ。
「ロックじゃないと・・・なんかねぇ・・・・」なんて思ってた頃の僕に、ロックどうこうではなく歌のうまさとメロディーで心をつかんで来たバンド。それがtheSoulだった。
そしてそういうバンドはお互いに惹かれ合う。
「あのリハーサルで歌ってた愛の花ってうためっちゃめちゃいいっちゃ!(博多弁を使えない僕)」
忘れない。

このバンドのギターは僕たち世代でも飛び抜けてえぐいギターを弾くのだけれども、今回はそれをおいておいて。。。

今回けんちゃんには出てくれるとなった時から、一曲違う歌を歌ってもらおうと決めていた。
けんちゃんの歌う「フレーフレーフレー」ももちろんいいのだが、姫路に限ってはあぁいう僕特有の力技の歌よりもけんちゃんの「唄」を聴きたいなぁと思って。
ちょうどお昼の部ではtheSoulの「東京電車」という、夢を持って出て来た地方出身者が東京で生きていく中でのもがき葛藤を描いた名作があり、これが僕らのようなカントリーマンには胸にぐっと来るのだけれども、ならば俺たちでいうところのそんな歌「ガタゴト列車」を歌ってもらおうと。


リハーサルでピアノ一本で歌いだした時にしびれた。
ちなみに本番前のリハーサルで歌った「ガタゴト列車」は神がかっていて、ホールで聴いていた山岸君と僕は陰口のように「あれ、ちょっとやばいよなぁ。次出にくいよなぁ」と心奪われた。


ちなみにこの河野健太郎という男、憎めない男で、おそらく自分で「決まった!」と思っているくせに、いや思ってる時こそ、リハ終わりでも本番後でも僕に「今日のsunday rainy bluesどうだった?」「今日のガタゴト列車どうだった?大丈夫だった?」と一応心配げな顔を使って聴いてくるのだ。

そこはみなさん、僕ときたら名アクター劇団たんぽぽとなり「いやぁ、ケンちゃんのガタゴトは最高だよ!」「いやぁ、けんちゃんのサンディレイニーはやっぱりしびれるね!」と毎回同じようなコメントを少しだけ文字数を増やしたり減ったりで答えて、ケンちゃんの「良かった〜」という言葉を引き出す。
まるでコントであるが、これがまたこの人らしいまっすぐな熱さと誇りみたいなもんが出ていて僕は好きなのだ。


もう一曲の「輝け!俺の30代」も同級生である仲間が歌ってくれると時折目を背けたくなるほどぐっと来る事がある。
彼と出会えた事は、僕にとってTHE NEUTRALにとって財産だったように思う。

そんな彼は今回、みんなで歌うように曲を書いて来て、僕や他のメンバーが歌詞を書いて曲にすれば面白いんじゃないかといろいろやってくれていて僕らも動こうとしていたが時間が間に合わなかった。
でもいつかきっと。
それはきっと面白い事になる気がする。


けんちゃん今回もありがとう。
思いが強く散文になっちゃったけど、本当にありがとう!
夢で生きるには苦しい時期に来たように思うかもしれない俺たち。
でも歌い続ければ良いさ。
歌い続ける事はプロじゃなくても、どこでもできる。
そう思えば、厳しいこの世界でもう少しだけ足跡を残してやるか!という気になれるものだ。
かまそうぜ!
 
2013/07/06
トリビュートライブ「yukari」
トリビュートライブゲストボーカルを振り返る第4回はMinxzone「yukari」ちゃん。

トリビュートをやる際に、女性ボーカルにも歌ってほしいと思い白羽の矢が立った彼女。
女性が歌う「僕」と言う歌詞は胸をキュンとさせる。

yukariちゃんを説明しようと思ったが、なんとも難しい。
この人はとても不器用なように見えて意外と器用であり、それでいて不器用だったり、これをどう表現していいのかと5分ほど悩んだが、ようは真っすぐと書こうとしたけど、意外とシュールな冗談も笑うし、、、でたどり着いたのが「まじめ」なのである。


今回のライブ、セットリストをくんだ僕が監督とさせてもらい、出てもらったボーカルたちを選手とするならば、僕は今回でようやくyukari選手の特性を生かすことが出来たと思う。
昼の部ではミンクスの「ビニール傘」「OK TAKE」夜の部ではニュートラルの「木ニモナレズ 鳥ニモナレズ」「Go your way」を歌ってもらったのだが、これとは別に、演出のサプライズとしてフリーウェイハイハイの「君の好きな歌」の始まりのサビをyukariちゃんに歌ってもらい、井ノ上君を紹介したり、夜の部ではCHAPAの「さよならなんだな」の歌終わりで出て来てもらって「終わりと見せかけて〜」のいつものくだりをやってもらったり、とにかく一時の阪神の古溝選手張りに活躍してもらった。


どんな無理なお願いも快諾をしてくれ、当日までどころかリハーサルの段階で完璧に仕上げてくる。
第一回目から通じて、リハーサルで歌詞を一度も見なかったのは彼女だけだった。


こぼれ話として。
ずいぶん昔のこと、yukariちゃんはボーカリストとしての壁にぶち当たって鼻血ブーな時があった、らしい。
えらく悩んでいたが、当時から名将と言われた僕は一つだけ彼女にアドバイスした。
「鼻血出てるよ。上向いたら良いよ」


うそ。


すみません。そろそろ文章に飽きられる頃かと思いくだらないことを。
改めて。


こぼれ話として。
ずいぶん昔のこと、yukariちゃんはボーカリストとしての壁にぶち当たって鼻血ブーな時があった、らしい。
えらく悩んでいたが、当時から名将と言われた僕は一つだけ彼女にアドバイスした。
「曇りの日に紫外線が強いって嘘らしいよ。曇りでも紫外線があるってだけ」


うそ。紫外線の話は本当の事だけど。

すみません。天丼した方が面白いかと思いくだらないことを。
改めて。まじめに。


こぼれ話として。
ずいぶん昔のこと、yukariちゃんはボーカリストとしての壁にぶち当たって鼻血ブーな時があった、らしい。
えらく悩んでいたが、当時から名将と言われた僕は一つだけ彼女にアドバイスした。
「同業者に僕がアドバイスできる事はなんもないけど、ただひとつ、yukariちゃんは人が努力しても手に入らないものを持っている。それは『華』。これは持ちたくても持てない人もいる。売ってるなら箱買いしたい人もいるだろう。でもこれは天性のもの。まずそれを選ばれたようにもらえた事に感謝して誇りに思えばええやんか。」と。


yukariちゃんは珍しく?女性にも好かれる、女性から嫌われないボーカリストだと思う。
屈託のないまじめさがきっとそうさせるのだろう。
でも僕は時折、自らの色気を隠すようにおどけてみせる姿に、沈む夕日を見る時と同じような旅愁にも似た感覚を覚えてしまう。


最後に僕は全編を通じて、yukariちゃんが歌う「Amazing Grace」。
「あの日の事を僕は忘れない 僕の夢が壊れて 泣く事も出来ずにうずくまる僕に あなたはただ優しく笑った」
の部分がとてもぐっときた。

これからも持ち前のまじめさで壁にぶちあたりながらも前に突き進んでほしい。
そしてあまりにでかい壁にぶち当たった時は、僕らを始め今回一緒に出た仲間たちが力を貸してくれる事を忘れないでほしいとも思う。

yukariちゃん出てくれてありがとう。

最後の最後に、十川ゆかりって漢字で書くとかなりイメージが変わる事だけは書き残して終わりたいと思います。

 
2013/07/05
トリビュートライブ「CHAPA」
 
トリビュートライブゲストボーカルを振り返る第3回は「CHAPA」。

彼は間違いなく、僕が今日まで出会った中で一番可愛がっている後輩であり、もはや後輩の域を超えてもきてはいるが、だからこそ僕は音楽においては常に一線を引いて来た。

音楽を始めた時から自分に課した事。
それは仲が良いからとかそんな理由で一緒にライブをやったりしないってこと。
音楽の世界で、ステージでは、プライベートの感情は持ち込まない事。
これは今でも変わっていない。

彼を可愛がればがるほど、逆に音楽に対しての目線はどの後輩よりも厳しくなってしまう。
なのでTHE NEUTRALとして東京で彼や彼の所属したバンドとライブをした事は一度もない。


と前置きしてから書いたものの、やはり厳しすぎるとのことで書き直している今。
難しいな。

ただ彼は今回のライブで覚醒したと思う。
厳しく書いたのも、出てもらったというよりも出してあげたという感覚の方が強かったからだろう、でも、こっからは彼が自分の力で、例え残り一席でも勝ち取っていける気がする。

姫路BETAでのライブ。
お昼の部は彼の持ち歌、「はじまる〜月曜日を蹴飛ばせ!〜」「本当の事」を歌ってもらった。
とくに「本当の事」はリハーサルから自分の体に入っていっているのがよく分かった。
僕にもそういう経験がある。
曲に歌い手が追いついていない時があるのだ。
自分の歌で言うならば「腐葉土」とかがそうだったなぁ。
でもそれを超えた時のパワーは計り知れないものがある。

夜の部は「ホームラン」と「さよならなんだな」。
彼の持ち味をいかした上での選曲と堂々と言えるようになった。

一番の若手での今回のライブの参加。
百戦錬磨のボーカルたちが彼を育てたように思う。


音楽は才能の世界。
努力をしてもまずは才能がないとどうにもならない、努力があまり通用しない特殊な世界。
かんたんに頑張れとは言えない。
それは僕とて同じだから。

でも、本当はよく彼とリビングでしているくだらない話を、でっかいステージで語り合っている姿をいつも想像している。
そのためにも僕らはなれ合いではなく強く生きていかねばならないと思うのだ。


参加してくれてありがとう。
そして良かったな。


補足、少しだけ補足を。
僕も彼より少し若い頃、先輩方と一緒にツアーに回って覚醒したのを良く覚えている。
その時も僕は先輩方にぼろくそに言われて褒められる事はなかった。
今になってその気持ちがよくわかる。
 
2013/07/04
トリビュートライブ「イノウエリュウヤ」
トリビュートライブゲストボーカルを振り返る第2回「イノウエリュウヤ@フリーウェイハイハイ」。
今回からは少しずつ、こぼれ話なんかも交えつつ話していこうと思う。

まずこのイノウエリュウヤと言う男。
一筋縄ではいかない天然ものなのである。
実は今回のライブを井ノ上氏に誘ったところ、レコーディングがあり厳しいかもとの返答。
そのあと2回ほどさそうが、やはりスケジュール的に厳しいとの返答。
しかたない諦めるかと、まったく違う用事で電話した際に、半ば冗談でしつこくもう一度誘ってみたところ、ちょうどそのとき長崎に帰省してずいぶんとお酒を胃袋に入れておられたようで、まさかの「いやだなぁ、僕がしげるさんの誘いを断るわけないじゃないですかぁ!」との返答。
今まで3度も断っておきながら、酒の力で快諾とはまったくもってあっぱれなバンドマンである。
僕はそれを逃さず、はい!きまりーーー!!と確保に至った。
一応念のため次の日にも電話したが、その日もずいぶんとお酒に酔っておられて2日続けての「いやだなぁ、僕がしげるさんの・・・」のくだりを繰り返す。


そんなこんなで決まった井ノ上氏。

彼の持ち味はなんといっても万人に愛されるさわやかさである。
顔もさわやか、声もさわやか。
それでいて誰よりも熱い。

トリビュートライブ@関西編が決まった時に、前回はtheSoulの河野君に一曲目を歌ってもらったけど、今回は違う人に託そうと決めており、井ノ上君が決まった段階でもう彼しかいないと決めていた。
まずさきほどのさわやかさ。
そして姫路に何度も来てくれているので知名度もある。
なんといってもあの伸びやかな声と歌唱力はトリビュートライブのファンファーレを告げるにはぴったりだと思った。

「風とライオン」からはじまり、まるで彼の曲じゃないのか?と思うほどぴったりな「happy man」。
僕はホールでこっそり彼のファンファーレを見つめ、このライブ成功したなと思い楽屋に帰った。
余談だが、この時にステージ上でエレキギターを井ノ上氏に手渡し、アコギを受け取るという作業にいたスタッフは、あの時の井ノ上さんいつもの穏やかな感じじゃなくて、ぴりっとしててめちゃくちゃかっこよかったっす!と惚れ込んでいた。



昼の部は、「君の好きな歌」「恋人以上友達未満」を歌ってもらった。
僕は恐れ多くも相方である山中パートを歌わさせてもらった。
「雨オトコ晴オンナ〜オランダ坂で君を待って」も候補にあった事も補足しておこう。


そして井ノ上伝説はここでは終わらない。

井ノ上氏が物販に出ている間、楽屋にビートダイスケの兄貴の娘、つまり姪っ子@中学3年.親元ヤン.jpが訪問。
なんでも彼女は一年ほど前からダイスケの家に来ている井ノ上氏を見て大ファンになったとか。
ダイスケの「いのちゃんどうやった?」にたいして宝くじの高額配当が当たったかのような黄色い声を上げて「もーーーう!かっこよすぎる!!やばかったーーー!」と姪っ子@中学3年.叔父バンドマン.jp大はしゃぎ。
ダイスケが「写真とってもらえや!」というと、姪っ子@中学3年.叔父色白.jpは「えーーー無理無理!!至近距離無理ーーー!」とまたテンションがあがる。
久しぶりにあんなに黄色い声を聞いた。

これで井ノ上氏が楽屋に戻って来たらどうなるんだ!?と心底心配した。


井ノ上氏は律儀なヤツで、移動中の車内も基本的に寝ない。
特に自分からしゃべるでもないが、寝ないで見守る。
まっすぐで律儀でお酒が好きで、かわいい顔をしたあっぱれな男である。

井ノ上君、今回もありがとう!


追記、そんな井ノ上君とは今週土曜日にUENO BRASHでライブ。
あと、なんといっても僕らは7月14日(日)千葉ルックでワンマンライブなのだ。
ぜひ来てやってほしい!よろしくです。
 
next »
Recent Diary
悔しい思い
たっちゃん誕生日
姫路に帰る
2025年
2024年
11月を抜ける
sammyさんにいく
1番かっこいい袋
DIRK BIKKEMBERGS
姫路懐古「手柄山遊園地」
マッサージャー
言いたいのだ
本屋にいくが
高級オセロ
趣味嗜好
虎と馬
無敵だったよな
もう10月なのか
2024年8月
アルバム完成

Archives
■ 2025/06 (1)
■ 2025/04 (1)
■ 2025/02 (1)
■ 2025/01 (1)
■ 2024/12 (1)
■ 2024/11 (1)
■ 2024/10 (12)
■ 2024/08 (1)
■ 2024/05 (1)
■ 2024/04 (1)
■ 2024/03 (2)
■ 2024/02 (1)
■ 2024/01 (1)
■ 2023/12 (1)
■ 2023/11 (1)
■ 2023/10 (1)
■ 2023/07 (2)
■ 2023/06 (1)
■ 2023/04 (1)
■ 2023/03 (2)
more ..

Recent Photo
noimage all photo

pplog2 by Rocomotion
pplog2 by Rocomotion


■ 過去の「歩道橋の上」はこちらから


http://www.the-neutral.com All rights Reserved.