12月頭に後楽園ホールにボクシングを見に行きました。
格闘技好きにはたまらない後楽園ホール！席はなんと前から3列目の超VIP席。
知り合いがOPBFのチャンピオンでそのタイトルマッチの応援に行ってきたのですが、格闘好きとしてはそりゃ〜第一試合から見に行っていたのですよ。
まだまだボクシングの世界では上とはほど遠い4回戦の試合、とはいってもライセンスを取得しているプロ。音、スピードはやはり迫力があって、目の前で失神KOの試合もあり僕は大興奮。

何試合目だったか、体の小さな選手が体格では確実に負けるぐらい差がある選手と戦っていた。
結果的にいうと小さな選手はレフリ−ストップで負けた。
ダウンして立とうとした所を試合をレフリーに止められた。
「全然、いけます！まだやらせてください！」小さな選手は立ってレフリーに詰め寄った。しかし一旦止まった試合に再開はない。
彼は人目を憚らず泣きじゃくってリングサイドを歩いて控え室に帰って行った。
ボクシングは1回負けるとなかなか次の試合が決まりにくいと聞いた事がある。彼の夢は無敗の世界チャンピオンだったのだろうか・・。そうだとしたら一つ、夢が終わった。

子供の頃からプロレスよりボクシングが大好きで、深夜の試合も録画して見るほどの熱狂ぶり。
僕はボクシングのプロではないが、そこいらの素人よりは目がこえていると思う。
プロにあ〜だこ〜だというのはおこがましいが、僕的には止めるのは少し早いように思った。
しかし命がかかったスポーツ。レフリーもその時の最良の判断を下したんだと信じたい。

試合が終わる度に僕は目頭が熱くなって、パワーをインプットしていくのが分かる。
僕らの奏でる音楽も聴いてくれている人達、たまたま耳にした人達のパワーの源になってくれているのだとしたら僕は嬉しい。

僕の知り合いはと言えばがっちり防衛に成功。
これからも防衛をし、そしてOPBFだけではなくWBCやWBAのタイトルも取って欲しいなぁ。
チケット代はけっして安い値段ではないが、僕には安いと感じさせるとても良い一日にだった。

姫路ワンマンまでもう少しですね。
今年最後の姫路のライブも妥協する事なく、がっつりいきますよ！


ビートダイスケ