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2019/11/24
歌いまくる
今日はハイエース基金のリターンライブがあり、昼1から夜まで歌いまくった。
感謝の思いを込めながら、と家に出る前はてめぇのコンセプトがあったのに、気が付くとただしゃにむに一生懸命歌いまくった。
同じ曲を何度も歌うこともあったけど、前回と違うアプローチで歌ってみようと自分なりに曲と向き合い楽しんで演奏した。
気が付くと夜になっていた。
家に帰ってうがいをし、少しだけかすれた自分の声を愛おしく思い眠った。
 
2019/11/23
あの日のこと
 
初めて自転車に乗れた時のことを今でも覚えている。
周りの同級生がコマを卒業するのに、ずっとダメだった僕。
小学校に上がる前になんとかせなあかん、と親父が立ち上がった。

よくあるやつ。
親父が後ろを持って僕が漕ぐ。
それを何度か繰り返す。
その何度目かで後ろから声が聞こえる。
親父の声だ。
「やったー!しげる!!乗ってるぞー!!」
振り返ると親父ははるか後方。
知らない間に手を離していたのだ。
そのあと大きく転倒。
仰向けに倒れた。
痛くなかった。
それよりも自転車に乗れた奇跡が僕を包んだ。
混んで見上げた青空が今でも鮮明に蘇る。

自転車に乗れた奇跡、青空の美しさ、親父との思い出。
この1日はこの先もずっと大切にしておこうと思う。
 
2019/11/22
はじめの一歩
中学の時、漫画の回し読みが流行った。
もち授業中。
各々が面白い漫画を持ち寄りそれを回し読むという。
みんな塾に通っていたから、学校の授業は退屈以外の何物でもなかったのだ。

そこで出会ったのが「はじめの一歩」という「ボクシング漫画」だった。
いじめられっ子がボクシングと出会い日本チャンピオンになっていくという平成らしい漫画。
なんとまだ続いている。
中学生だった僕は40歳になったが主人公の「幕の内一歩」はずっと20代前半。

一歩の先輩の鷹村という世界チャンピオンで6階級制覇を目出す男も、網膜剥離の疑いがある伏線を張っているが、20年ほどの月日が経ちその伏線が生きるかどうかのむずかしいところ。
そして現在は、主人公の一歩はパンチドランカーの疑いをかけられ、今はボクシングから遠のきスタッフとして活躍するという驚きの展開。

僕はあれからたくさんの恋愛をして、成功と失敗を重ねてきたが一歩はあの頃のまま。
そして今でも読むのが楽しみな作品。
中学の僕から今の俺まで楽します一歩、すげぇな。
 
2019/11/21
アントニオ猪木引退試合
 
アントニオ猪木が引退するってきいて僕はその勇姿を見届けようとテレビの前にかじりついた。1998年、ニュートラルを立ち上げた年だ。
相手はなぜかのドンフライ。
結果、当然猪木は勝つのだが、決め技がグラウンドコブラツイストという絶対に、、、んなもん決まるかいな!という技だってなぜか僕は冷や汗をかいた。
サッカーでいうと二人でオーバヘッドキックを決めるというキャプテン翼ばりに珍しい決め手。にもかかわらず技自体は絞め技で地味。
当時の猪木の年齢から考えても妥当だったのかもしれないが、僕はとにかく関係ないのにバレるバレると冷や汗をかいた。

猪木が勝利したのちに「1,2,3ダーー!」というなんだかわからないが盛り上がる掛け声をあげるとバッコーン!と特攻が飛び出す。(特攻って銀色とか金色の紙テープみたいなものが破裂音とともに飛び出すというライブとかでよくあるやつ)
特攻はリハーサルがされたであろうタイミング。
その後、猪木は「行けばわかるさ」で有名な「道」を独唱。
その際もバッチリの照明が猪木を当てる。
もちろん勝利したとき用にリハーサルをしていたと言えばそうだが、猪木様はまるでバミってあるかのごとく綺麗な立ち位置で独唱。
僕はいよいよバレると肝を冷やした。

だが僕はこの日のことを今だに忘れたことがない。
技も大したことないし、色々と思うところはあったのに。
そう思うと、この試合は興行として成功なのだろう。
何年経っても忘れられない。
これは興行するものにとって一番の勲章だと今ならよくわかる。
猪木、ありがとう。
 
2019/11/20
タイガーマスク
 
前回でバレてしまったが何を隠そう、僕は中学生の時は大のプロレスファンだった。
このときにはもうアントニオ猪木は半ば引退同然だったが、昔のビデオを借りてきては見まくる熱中ぶり。
その中でも佐山聡時代のタイガーマスクが本当にかっこよかった。
アニメからそのまま飛び出してきたような身軽さ。
彼がいなければライガーも出てこなかっただろう。
ネットも何もない時代なのに、なぜかタイガーマスクの正体は佐山聡だと兵庫県の中学生にまでバレている新日本の宣伝力、メディア操作。おそるべし。

週刊プロレスというエロ本を買うのと同じくらい趣味丸出しで、当時は買うのに勇気がいった雑誌があるのだが、この最後のページには通販でタイガーマスクが売っているのだ。
ところがやはり高いのだ。
高いし、中学生にもなってこんなものが欲しいとは親に言えるはずもない。
君が親で中学生の息子がタイガーマスクをかぶって押入れからフライングボディアタックを練習していたらどうだ?あなたーーーっしげるがおかしくなっちゃったーーーーっ!と号泣し、翌日には文京区の大学病院のカウンセリングに連れていくだろう。

なので僕は紙袋を逆さにして自分でカッターなどでくり抜いてお手製のものを作り、それで押入れからボディアタックの練習をしていた。
すると母がノックもせすに入ってきて、そのままドアを閉めた。
その日の晩御飯、僕は恥ずかしさからかいつもよりも口数が多かったことは言うまでもない。

今でもマスクマンをみると無条件に応援してしまう。
そして今でも隙あらば購入したいと目論んでいる。
 
2019/11/19
プロレスラーになりたい
ローリングソバットというかっこいい技がある。
ジャンプしながら後ろ回し蹴りをするというプロレス技だ。
超非現実的な技だが、なぜだかプロレスの世界ではこれがヒットする。
当たりまくる。あまつさえダウンも奪う。
プロレスは八百長なのか。
野暮なことをいうな。
プロレスの信条は相手の技を全て「受ける」なのだ。
嗚呼、この潔さよ。明日からお前がキャプテンだ!
ぜーんぶわかった上で「受ける」のだ。
逃げないのだ。

相手がコーナーポストに登っている間も、フラフラしているふりをして待ってあげる。そしてポストから飛び込んでくるフライングボディアタックという、いざとなれば秒で避けれる大技もお客さんに見えやすい角度で受ける。

僕はプロレスラーになりたい。
すべてをわかった上で受け止めるのだ。
彼らは体もでかいが心もでかい。

まずはローリングソバットから練習だ。
 
2019/11/18
失恋しないために
 
とあるきっかけで「君に伝えなくちゃ」という曲を復習している。
恋人と別れ、ざわつく雑踏の中で一人を感じ、ダサくてもなんでもいいから俺はまだ忘れられないんだ!という想いを告げに行くという歌。
この歌は高校2年生の時に味わった失恋がモチーフになっているが、それ以降、僕はほとんど失恋をしていない。
おっと、また自慢かと思わないでくれ。事実なんだ。くやしいけど。どうしたって。

ではなぜ僕は失恋しなくなったのか。
いや、なぜ失恋は起きてしまうのか。

スッゲェ大雑把に分けると大体2つだ。
1、他に好きな人ができる。
2、飽きられる

1はどうしようもねぇ。
諦めよう。
上には上がいるし、上でなくても相手がアホなら、、、相手が恋愛気質であればそうなってしまうこともある。そんな相手を選んだことを反省しよう。

2が大事だ。
恋愛のほとんどが沸騰して始まる。
だがどんな大恋愛でもやがては保温となる。
そもそも人と人が一緒に生きていくというのは難しいこと。
保温となった時にはそれが顕著に出て相手が気になりだす。
あれ、こいつこんなに時間にルーズやったっけ?
以前は時間に囚われない感じがかっこいい!だったのに。
あれ、こいつこんなに食べ方汚いっけ?
以前はそのワイルドさが良かったのに。
あれ、こいつこんなにおもんなかったっけ?
以前は会話が尽きないと思っていたのに、今では黙れテメェぶっとばっそ!と言いそうになる。

飽きるとは少し違ったな。
でも、まぁ、底が知られるということだ。

だがだが、
「あれ、こいつこんなにおもんなかったっけ?」って人が実はすっげぇプログラミング界では有名な人だったと気がつく、するとどうでしょう。
うちの人って、これでしょ(キーボード打つふり)。だから喋るは苦手なの。こっちはすごいのにね。
なんてのろけだしてしまうことだろう。

飽きさせないためにも人として深く広くなることが大切だ。
一回の人生、まだまだやるべきことは地道に残っているのだ。

 
2019/11/17
生きている実感
 
恵比寿でワンマンライブだった。
久しぶりに会う仲間や後輩や、プロデューサーも見に来てくれた。
ステージに上がり、ギターを握り、第一声を発してライブを始めていく。
20年以上やっているが本当にこの瞬間は生きている実感がする。
日々の中で生きている実感をするのはどんな時だ。
もはや僕は恋愛では生きている実感が感じない。
うまいものを食ったとてない。
充実した日々は音の中にある。もはやそんな人生になった。

次は横浜でライブだ。
ステージに上がり、ギターを握り、第一声を発してライブを始めていく。

生きている実感をまた味わえる。
なんという幸せなことだ。
 
2019/11/16
別れ際
 
別れ話をされた。
「ふーん、なるほどーーー」
このように平静を装いがちなのは男だ。
女性は大粒の涙を流し「why」を繰り返す。
男は素直になれず、この後に及んで自分を大きくみせようと、よく見せようと、自分の最後のプライドを守るように「ふーん、なるほどーーー」なんて一服してみせる。
その手はブルブル震えていようが、煙たい顔で時間を埋める。

たぶん、女性側は「そういうところがキライやねん」と思うだろう。
かといって「えーーー、なんでこんなに好きやのに。。。もっかいやり直したい」なんて駄々をこねても男らしくないきもいで終わってしまう。
つまりは別れ話をされた段階でもうその壊れた心は戻ることない。
だからせめて最後は気持ちよく、ありがとうと好きだけど辛いけど、、、頑張るよ。と言えればいいのだが、言えるような奴はまずフラれないというなんともいえない悲しい現実があり。
諸行無常の響きあり。だな。
 
2019/11/15
シャドーボクシング
男でシャドーボクシングに憧れない奴はいない。
みんな電気の垂れ下がった紐相手にジャブを繰り出し渾身のストレートをぶちかまし、紐を電気の傘の上に引っ掛けてしまった経験があると思う。
実際僕は30代も半ばを迎えた頃、ボクシングジムに入門しようとしていた。
だが結局のところ、ジムはジムでもスポーツジムに通うという選択をした。
したのだが、恥ずかしい話、当時僕のマンションのフロアには僕しか住んでいないというセレブリティな生活をしていたので、フロア全部を使ってシャドウボクシングをしていた。30代半ばで。ガチで。
一度、いつものようにシャドウボクシングに明け暮れていたらまさかのエレベータが僕のフロアで開いて、管理人さんの前で汗だくの右ストレートを出したままフリーズした。
お互い気まずい空気が流れ、僕はなぜか右肩が痛いふりしてフオームのチェックを再度確認しながらいそいそと部屋に戻った。

それにしても人はなぜ足掻くのだろうか。
恥ずかしいなぁって言えばいいのに、なぜかわからないけど右肩が痛いふりをする。
はずかしい。
見え見え。


人はなぜ足掻くのだろうか。
次回もそれについて書いてみたい。
 
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