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2019/08/17
ストレッチポール
 
最近になってストレッチポールの使い方がわかった気がする。
もう10数年前にファンの方からいただき、ずっと部屋の片隅で時を刻んでいたあいつがあんなにいいやつだったなんて。
足がだるいなぁって時はふくらはぎにおいてゴロゴロ。
肩凝ったなぁって時は首において左右にゴロゴロ。
筋膜リリース。
骨と筋肉をいい感じで離してあげるみたいなんやけど、これがとても心地よい。

最近は毎晩寝る前にゴロゴロゴロゴロ。
ストレッチポールが欠かせない。
 
2019/08/16
再開しようかな
 
車で事故をしてからトレーニングをまったくやっていない。
Tシャツのサイズもようやく落ち着き、今まで何をやっていたのだという客観性も取り戻した。
とりあえずもうプロテインもBCAAも買っていない。
何事もほどほどがいい。

ただ最近反り腰になってきている。
腰への負担が。
腰痛ではないが腰が凝っている。
いかんですよ。

腹筋だけは続けなきゃな。
あと胸と。
少しだけ背筋と。
せっかくなら腕と。

いかんいかん。
でも、少しくらいなら。

ぼちぼちトレーニングをゆるく再開しようと思う。
どーでもえー話やけど。
 
2019/08/15
俺たちはどこから始まり、どこへ向かってくたばっていくのか
父が亡くなってから、叔母、そして従兄弟の兄ちゃん。
立て続けにみんないなくなっている。
父の一周忌の時、みんな親身に動いてくれた人たちが。
僕は不思議な感覚で葬式に参加していた。

お兄ちゃんの奥さんが悲しみの中、喪主として挨拶をしていた。
「夫は生前、仕事熱心で、俺にはやりたい仕事がある、俺には夢があると語っていました」と話していた。
胸が熱くなった。
あの頃から何も変わっていない。
そうか、そうだよな。
でもさ、死んじまったらあかんやん。
終わってまうやん。

僕は得体の知れない虚無感に襲われた。
僕が今やっていることはなんなんだろう。
自分の考えで自分の思うようにやってきたが、大きな流れの中では小異なのか。
鳥たちの群れを見ながら、なぜ同じ方向に一斉に飛んでいくのか。そう思っていたが、鳥たちも本当は群れている感覚はなく、それぞれが自由に飛んでいるつもりなのかも知れない、そんなことを考えていた。

お盆を過ぎまだ暑さは十分に残る神戸の街を出る時、空を見上げてみた。
よく見慣れた青色がそこにあり、よく見慣れた風景が馴染んでいた。
僕は出来たばかりの新曲たちをイヤホンから流し東京に帰った。
 
2019/08/14
病院へ
8月某日、僕はふらふらになりながら病院に向かっていた。
連日のレコーディング関係で睡眠不足がピークだった。
眠気に強い僕ではあるが、なんどもやばい瞬間があったが、なんとか車を走らせていた。

病院に着くと従兄弟のお兄ちゃんが眠っていた。
今朝関西から車で来たという弟さんが泣いていた。
ICUはなんともいえない緊張感を漂わせていた。
蜘蛛膜下出血で倒れ、そのまま搬送。
持病の関係上、血圧が上がらないと手術はできないらしい。
血圧は81から上がらない。
弟さんがイヤホンでお兄ちゃんの好きな歌を聴かせながら血圧を見ていた。
上がらない。

お兄ちゃんの奥さんが「奇跡を信じる」と言っていた。
僕は助かると信じていた。
きっと血圧が上がると。

お兄ちゃんは一年前から東京オリンオピックのセキュリティーの担当者として東京本社に来ていたらしい。
奥さんが「こんなことなら関西にいればよかった。東京に行くといったとき止めればよかった」とこぼしていた。
僕は「お兄ちゃんの頭脳はもっと多くの人のために使うべきやと思う。だからお兄ちゃんがこっちに来たのは正しかったと思う」と伝えた。

お兄ちゃんはよく「俺は頭がいいから」と口にしていた。
でもそれは自慢でもなんでもなく、ふつうに嫌味なく話していたのが不思議だった。
今になってよくわかる。
俺足が速いから。俺泳ぐのは得意だから。
その類となんら変わらない。
ただ自分の特徴を話しただけだったんだよな。

自分に合わないものを拒絶する世の中で、お兄ちゃんは時折変人扱いで話されれることがよくあったが、お兄ちゃんはお兄ちゃんで話しが合う人がいなくて困ったことがあっただろう。
田舎町で生まれ、もっと勉強できる環境があればもっと違った世界があったかもしれない。

僕の周りにも何人か東大であったりそういった高学歴の奴らがいるが、彼らは決まって独特の世界を持っている。
お兄ちゃんにも確かにそれがあった。
僕のIQも彼らに比べればへでもないのだろう。。。。

面会時間は1時間もいれなかった。
また次の休みに会いに来ようと思っていた。
はやければ5日後にいけるぞ!
そう思っていた矢先、訃報が届いた。
 
2019/08/13
思い出したくない事
 
久しぶりに姪っ子にあった。
小学五年生になったのか。喪服を着ておせらしくしている。
姪っ子は葬式に出るよりも、大学生のいとこのお姉ちゃんと会えるのが楽しみなんだと。
まるであの時の僕とお兄ちゃんをみているようだ。

2回目の京都訪問の際、僕は何も思ったのか、ほんまに何を思ったのか駅で倒れたふりをした。
心配されたっかたのか、冗談たったのか。
お兄ちゃんは預かった甥っ子が倒れたもんで心配で駆け寄ってくれて、そこで僕はばーっと立ち上がるという事をして見せたのだが、急に立ち上がったもんだからお兄ちゃんの顔に当たり、、、、。
実はここで記憶がなくなっている、
なんとなくお兄ちゃんの歯が欠けしまったような記憶もあるが、、、、胸が痛すぎてそこはなくなっている。

前回はパチンコで財布をなくし、今回は死んだふりで迷惑をかける。
問題児。
しばきたい。
可愛げがない。

書いていて「あああああぁぁぁあ!」と一人シャウトをしてしまう。
こんな僕にもお兄ちゃんは優しかった。

あぁ書くんじゃなかった。
罪悪感が胸を潰す。

ちなみに姪っ子が楽しみにしていた従兄弟のお姉ちゃんは当日熱が出てこれなくなってしまった。
それを聞いた姪っ子はこっそりと涙を拭いていた。
僕は痛いほどその気持ちがわかったので、2回ほど頭を撫でた。
僕らは暑い日差しの中、目的を持ったもの、目的をなくしたものたちで神戸へと向かっていた。
葬儀場まであと少し。
それまでに姪っ子の機嫌が直ってくれればと思う。
 
2019/08/12
諦めるな
 
もう良い加減、読み物としてはキツイことを承知しながらもノルマ達、、、、いや、思い出の整理で書いていこう。

大好きな従兄弟のにいちゃんはゲームも詳しかった。
まだスーパーファミコンがなかった時代に、ゲーム会社に就職すると決めていた。
もし俺がゲーム会社に入ったらこんなゲームを作るんや!と鼻息荒く話してくれた。
いつもこういう夢をイキイキと話すお兄ちゃんが大好きだった。

だが、『就職戦線異状なし』という映画があるほど、就職難な時代。
ましてや右肩上がりのゲーム会社への就職は相当なものだったらしく、お兄ちゃんはその夢を果たせなかった。
結果、誰もが知っている有名な電気会社に就職し、それはそれですげぇなぁと思っていたけど、本人は何年経ってもそこに落ちたことが悔しかったらしい。

後日談として、そのときお兄ちゃんが熱く語ってくれた「俺ならこんなゲームを作る!」というものはほとんどが5年10年遅れで発売された。
あの時、お兄ちゃんがゲーム会社に合格していたらひょっとしたら僕たちはもっと違う形のゲームをしていたのかもしれない、そんなことさえ思う。

人の才能の生きるか死ぬかも運だったりする。
諦めるな、そういう言葉は才能ある人にそっとかけてあげる言葉かもしれない。
 
2019/08/11
手品
お兄ちゃんは手品もとても上手だった。
マジシャンのような技量だった。
一般人のはずなのに、マジックのプロは専用の店で道具や技を買っていることを知っていた。
今も思うとネットもない時代になんちゅう情報網やと感心する。

僕が親しい人だけに見せるマジックはこの時に鍛え込まれたものだ。
コインマジックからトランプまで。
ちなみに僕はトランプはbicycleが一番いいと信じている。
あっ、ごめん今は思い出を書いているだけだから、今日の読みどころはトランプはbicycle買っとけ!とだけ覚えておいてもらえたら良い。
 
2019/08/10
京都へ「アメリカやん」
初めて入る1Rの部屋。
初めて見るユニットバスに僕は興奮した。
アメリカやんっっ!そう思った。
バスタブの中でシャワー浴びるって、アメリカやんっっ。って。
アメリカの何がええねんっとひねた心は小学五年生にはない。アメリカやんって思ったのだ。

アメリカやんっやから、バスタブに石鹸を入れたいとお兄ちゃんに述べてみた。
イメージは泡風呂だ。
偏差値70のお兄ちゃんは顔色変えずに、石鹸入れても泡だらけにはならんと思うぞと冷静に伝えてくれたが、ここはアメリカ!(実際は京都)絶対泡だらけになると信じ、石鹸ダイブ!!
実際は、、、湯が濁っただけ。
そりゃそうか。。。
落ち込む僕。
石鹸だけでは泡は立たないと学んだ夏。

後日、お兄ちゃんから電話があり「しげる、お前がこの前試してた泡が出る方法わかったぞ。今度来た時にやろう!」と言ってくれたのを覚えている。
この人はこういう人だった。
僕は一方的に大好きだったが、お兄ちゃんは特別僕を可愛がっていたわけでもないのだが、優しいのだ。
その優しさが小学五年生なりに強く胸に残ったのだ。
 
2019/08/09
京都へ「初テンイチ」
お兄ちゃんの下宿先についてすぐに友達のイシノくんがやってきた。
「おぉ、従兄弟が来てるねん。しげるって言うねん。よろしくな」。
「はい、よろしく」。
お兄ちゃんの大学の友達らしく、この人も頭がいいようだ。
頭のいい人は僕を子供扱いしない。
普通の人として接してくることを僕は子供ながらに知っていた。
それがあまり好きではなかったが、この人たちのそれは自分も仲間として受け入れてもらったようで妙に心地よかったのを覚えている。
ただ偏差値70越えの大学生と到着早々パチンコに明け暮れ財布をなくたあほ小学生。
よく相手してくれたと思う。

しばらくすると「よし!しげる天一行くぞ!」イシノくんはおもむろにそう行った。
テンイチ。。。。はて。。。
天下一品発祥の地、京都。
まだラーメン天下一品が全国にその名を轟かすずっと前のこと。
こってりなんて概念が浸透していない時代。
小学五年生が初めて食べた天一は、、、、、。

うん。
2度と食うか!と心に決めたのを覚えている。
数年後、狂ったように食べるとも知らず。。。

 
2019/08/08
京都へ2
 
京都は盆地だけあって夏はその暑さを過剰に演出する。
駅に着くとお兄ちゃんはもう待っていてくれていた。
大学生が小学5年生の子を相手する、、、どんな気持ちだったのだろうか。
IQが20以上離れると会話が成立しないというが、相当なストレスだったのではないだろうか。。。

着くとまずは京都タワーに連れて行ってくれた。
小学生なんで景色なんかはまったく興味なかったが、そこにあったゲームに僕は夢中になり、小学5年生にしてなぜかパチンコゲームを狂ったようにやっていた。
京都まで来てやることではない。。。
従兄弟のお兄ちゃんもいるのに。。。
散々、遊んでさぁ異動となり駅について気がついた。
財布がない。。。。
アホや。
どつきたい。こんな小学生。
1泊2日ほどの予定の初日にもう財布をなくしているのだ。
パチンコしすぎて。
アホの確変である。

そこにはおかんから「お兄ちゃんに渡しなよ」といわれたお金も入っていたのに。
携帯電話もない時代、二人で元の場所に戻ったがもうなかった。

お兄ちゃんは怒ることもなく、優しく笑ってしゃーないしゃーないと言ってくれた。
僕はお兄ちゃんのこういう優しさも大好きだった。

いきなり一文無しになった僕はそのままトボトボとお兄ちゃんの下宿先に帰るのであった。
 
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