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2019/06/19
事故3日目

6月19日。
あの日以来の機材車へ。
スタッフと清正くんと待ち合わせ、機材車の置いてある修理工場へ。
機材を取り出そうと後ろのトランクを開けようとするも、ドアが開かないほど形状が変わってしまっている。
まわりの方もひどい凹みの車を見に来ている。
そんな中、後部座席から一つづつ荷物を取り出す。
汗をかきながらすべてを取り出しレンタカーに詰め替えてレコーディングスタジオへ。
ギター一本一本チェックしていく。
すこしヒビが入っていたものもあったが概ね問題なさそうだ。
アンプも音が出てる、、、が少し濁っている。真空管がだめになったのかもしれない。
入院だろう。
スタッフも待っているのでレコーディングスタート。
チューナーが反応しない。
故障だ。
ギターの音がおかしい。
ネックが少しねじれているかもとのこと。
故障だ。
さすがに途方もない開けようのない暗闇に気が滅入る。
金額にするといくらなんだ!?
怖くて計算もしたくない。
清正くんはそんな中ギターを撮り終えて、僕の歌入れ。
びっくりしたのが歌入れの最中でも、フラッシュバックがよぎってしまうことだ。
この日はあまり集中力が続かず、数曲を次回に見送りになった。
このままではいけない。
そう思ってメンバーとスタッフとで打開策のミーティングをした。
そじゃなきゃ先の見えない不安で何も進まない。
長い長い19日だった。
 
2019/06/18
事故2日目

6月18日。
朝早くから保険会社と電話。
事故処理の手続きが終わらない。
機材車には事故以来まだ行けていない。
機材車を預かっている修理工場からメールが来ていた。
「車の損傷から見るとかなりの衝撃だったと思います。お怪我は大丈夫でしょうか?おそらくこれは全損という判断が降ると思います」
そんな事故だったのかと改めて恐怖が押し寄せてきた。
まだまだフラッシュバックは消えない。
明日は機材車の中の機材をとって、そのあとレコーディングだ。
早く寝ないと。
暗闇の中に光るライトを思い出さないようにしながら。
 
2019/06/17
事故1日経過
 
目覚ましはガードレールに突っ込むあのシーン。
あれから良からぬことばかり考える。
あの時トラックが後ろから突っ込んできていたら。
もし正面からぶつかっていたら。
メンバーの誰かが外に投げ出されていたら。
その度に「うわーーー」と声を出してしまう。
何をやっていても、何もしていないときはさらに、フラッシュバックが脳を占領する。
切り離そうとしても思い出す。
車が左右に揺れるあの感覚を。
眠れない。
そして昨夜あたりから肩の痛みが出てきて腕も上がらない。
今日が消えぬ中、メンバーとこれからの話をする。
未来の話ではない。
直近で必要なお金の話だ。
その中でもフラッシュバックは過ぎる。
正常な状態ではない自分に焦りを覚える。
この日もなんども夜に目覚めた。
明日こそ、ゆっくり寝れますように。
 
2019/06/16
no subject
家に着いてから寝ようと思っても、ガードレールに突っ込む瞬間が脳裏をよぎりビクっとなって起きてしまう。
これの繰り返しだった。
この日は朝から作詞の講師として呼ばれていて、ほぼ徹夜で向かった。
電車が通るたびにビクッとなってしまう。
一人になると何度もあのシーンがよぎり声を出してしまう。
俺はおかしくなってしまったのか。
この日もなかなか寝付けなかったが、さすがの疲れで落ちるように眠った。
 
2019/06/15
事故
 
宇都宮で店長やその家族たちを打ち上げをし、楽しく帰宅。のはずだった。
ハイエースに乗り込み、家まで残り50km。
新曲の歌詞がまだ決まらなくてさー、何がええと思う?なんて話していたら、横のトラックが接近。
運転していたものが避けるために少しハンドルを切った、瞬間、車が蛇行を始めた。
やばい。。。
18歳の時に僕はこれで一回転している。

右に左に。

大きく揺れ始めた。

次の瞬間、僕らは右のレーンから左のレーン脇のガードレールに突っ込んでいった。
ヘッドライトに照らされたガードレールの記憶が最後だ。
「死んだな」。
そう思った。
なんとか社外に飛ばされないよう、僕はシートにしがみついた。
だがきっと後続車にはねられて死ぬのだろう。
そんなこと考えながら車は猛スピードでガードレールへ。
だが雨が功を奏して車がうまくスピンをし、正面衝突をまぬがれ大きな音を立ててガードレールに3回ほど回転してぶつかり止まった。
すぐにスタッフと代谷が「大丈夫か?」と声をかけた。
僕とたつおはこんがらがる荷物に埋もれながら「大丈夫」とかろうじて声を出したが、清正くんの声が聞こえずうめき声が聞こえた。
僕は怖くてそちらを向くことができなかった。
清正くん死んじゃうのか、マジでそう思った。運良くて骨折だろうと思った。
実際は腹筋がつったという可愛い話だったんのだが。

と、実際はこの辺りの記憶は数日しか経っていないのに曖昧だ。
死を覚悟するほどの恐怖体験に僕らは記憶を消したのだろう。
それか僕らは全員少し気絶していたのか。

とにかくこの日は機材の確認をすることもなく僕らはタクシーで家に帰った。
僕は精一杯みんなを笑わそうと楽しい話をした。
 
2019/06/14
宇都宮ワンマン
宇都宮のライブはろくでなしのロックというタイトルになった。
どんなライブにしようかとなった時に、ろくでなしのやつらがやるようなライブ、なんかガラの悪い奴がピアノ弾いてるっておもろいなぁと盛り上がり、前半はピアノロックなライブをすることになった。
久しぶりに見られた方は驚かれたかもしれないが、あれは特殊なこと。

そういえば書いていて思い出したが、昔アコギの神様のボブディランのライブを見に行って全曲ピアノで演奏するディランを見てがっかりしたのを覚えている。
だがそのライブ中一度だけギターを持ち、会場は沸いたが、それもアコギではなくエレキやった時に僕は笑ってしまったことを思い出した。

ん?ってことはおれも。。。

いやいや、その辺は知ってかしらずか前半はピアノ。
そして後半は、「みんなほんまに聞きたかった音はこれやろ?」と満を辞してエレキ登場。
会場ボルテージmaxのはずだった。
「みんなほんまに聞きたかった音はこれやろ?カモン」とスタッフを呼び込んだから、たつおがカモンに反応してドラムを叩きだすというすべての演出をぶち壊す暴挙に出た。笑。
本人曰く無意識にドラムを叩いてしまったらしい。

久しぶりに見られた方は驚かれたかもしれないが、あれは特殊なこと。
しかし百戦錬磨の俺たち、いや、俺はそれさえも力に変え最高のライブとなった。

が、今思うとこの辺りから僕らはよからぬ空気に包まれていたのかもしれない。。。

 
2019/06/13
おかんがんばれよ
小学生の頃、親同士が知り合いということで同じ学校ではあるがあまり話したことのない学年の違う子のいえでBBQ、大人たちは飲んで騒いでというにがたまーにあった。
大人は乱暴だから子供は子供ですぐ仲良くなると思っているようだったが、そんなことはない。
小学低学年ながら、一つ二つ学年の違うやつと腹の探り合い。
大概うまく噛み合わずに早く帰りたい症候群になっていた。

そんなときいつも思っていた。

俺に好きなあの子と親同士仲良くならへんかなぁと。
親同士仲良くなって、いつもように子供同士仲良くなんて言われて、えーーーって顔しながらも一緒に遊ぶ。最高だ。ずっと夢見ていた。
だがそんなことはまず起こらない。
だが、たまーーーに、参観日なんかでおかんが好きなこのおかんと話しているとき、いつも僕はこころの中で「おかんがんばれ!!」仲良くなってくれ!
んで、BBQやろ!泊まりがええがな。ほらもっと話して!!と願っていたのだが、社交辞令止まりだった。

いつか僕に子供ができたら、僕は子供の好きな子を見抜いてなんとか親同士仲良くなってやろうと思う。
 
2019/06/12
信じるか信じないか
 
アメリカの大統領は当選してから一週間の空白の期間があるという。
その間に宇宙人と契約を交わす。
という都市伝説を聞いたことがある。

そしてジョン・F・ケネディはそのことを世間に公表しようとして殺害された。
暗殺されたその日は衛星放送がつながる日で、そこでの発表を予定していたが、奇しくも第一報はケネディ暗殺だった。
そしてこの事件に関する機密文章はなぜか2021年まで非公開となっている。
そのとき、宇宙人の発表を告げるという説も。

このように都市伝説は非常に興味深い。
関係のなさそうなところから点と点を結ぶ。

宇宙人、いてもおかしくはないが、さすがにないな。
 
2019/06/11
ゲーム熱
結婚した友達がゲーム部屋が欲しいとぼやいていた。
ゲームは本当にやらなくなった。
高校生の時、聖剣伝説というゲームにハマりすぎてどうしてもやりたくって学校を休んでまでやった。
それで思い出したが高校生の頃、よく学校を休むというか遅刻をした。
部活だけは出ないといけないという使命感があったのでフレックスタイムを勝手に導入していた。
彼女が出来ると二人でサボる。
警察に声をかけられると「創立記念日」だと言い張る。(彼女制服違う)
日本史あと何回でないと留年になるんだ?なんて計算しながら通っていた。
おかげで今でも単位が足らなくて留年!という夢を見てしまう。
いや、そんな話はどうでもいい。
ついに僕はドラクエでさえ、最新作をクリアしないまま放置している。
僕はもう勇者ではなくなってしまったのだろうか。

今一度ゲーム熱に火が灯ることを願うばかりだ。
 
2019/06/10
歌のあり方
 
世代に応じた生き方があると僕は思う。
20代は生意気で世間知らずだ。
それが故にむやみに人を傷つけたり、傷ついたりする。
しかし自分の信念を一番大切にし大胆な行動の結果思いもよらぬ結果がついてくる。

30代は若さと経験を得た青年期。
はみ出し具合も覚え、そこそこ傷つかない方法も覚え、嫌なことのいなし方を覚える。
それでも夕立のような思いもしない時に傷ついたりする。

40代はもう自分の道が決められたのだと悟る。
取り返しのつかない若き頃を眺め、代わり映えのない未来を見つめ、変えることによる見えない未来の恐怖を覚える。

それでいいと思う。
その時その場所に立たないと誰も分からねぇ。
ただ気をつけるのは、世代と違う生き方をしないことだ。
40代でも夢を見て恋をしてもいい。
だが、10代のようなことをしているとそれはバカであり、そんなものは叶わない。

今の位置を確認し、それでも大きく一歩踏み出す時、俺たちの歌があればいいと今は思っている。
 
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