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2018/01/15
20周年企画 THE NEUTRAL history「バンド名」

順平が入院したと聞いてお見舞いに行った。
数週間の入院の間に数回通った。
ある時、順平が「清正がさっききとったぞ。あいつバンド辞めたい言うてたぞ」といらん助言をくれた。
ブルータスお前もか。。。

どうやらみんな同じ気持ちだったようだ。
バンドにもはや魅力を感じなくなり、辞め時を探していたのだ。
1997年が終わろうとしていた。

僕はメンバーを集めた。
「今から1年後、なんの結果も出なかったらバンドを辞めよう」。
後に名言のように語られるこの言葉だが、言った本人からしたら「お前ら辞めたいんやろ?分かってるで。オレもそうやもん。でもオレに考えがあるから、それに付き合ってもらう。1年間は辞めさせへんで。」という束縛の意味を込めた言葉だった。
「まずオレたちのダメなところを言おうと思う」。
この時から僕は物事をはっきりというようになった。いや、言うようにしたのだ。
言いにくいこともすべて。
今の僕らにないもの、なぜ2年間もやって何にもなれていないのか。
それを一人で話した後、これからはオレが曲を書くと伝えてミーティングを終えた。

でも僕には確信に近い自信があった。
やることをやればきっと変わるはずだと。

親父の車に乗りながら信号待ちをしていた。
1年はあっという間だ。
なにがどれくらいできるのか。
バンド名も変えなきゃいけない。
何が良いだろう。

ふと目をやると、シフトレバーが見えた。
ギアはニュートラルになっていた。

これだ!と直感が走った。

バンド名が「THE NEUTRAL」になった。
 
2018/01/11
20周年企画「THE NEUTRAL history」
1997年と、僕の20歳が終わろうとしていた。
高校を出てからぼんやりと続けてきたバンドが2年目を終えようとしていた。
誰も悲しまない解散というものも世の中にはあるのだ。

ダサい歌、ダサいメンバー、ダサいライブにダサい打ち上げ。
未来なんてどこにもない。
潮時くらいは分かる。
今だろ。
階段を駆け上った。

いつも悩むとマンションの屋上に出た。
5歩くらい歩いて空を見た。
少し星が光っていた。
音楽を辞めようか、自分に問いかけた。
「やめれんのか?おまえ!?」声が聞こえた。
「あのスポットライト浴びるのを辞めれるのか?」
「劣等生だったお前が輝けるのは歌ってる時だけだっただろ?」
気がつくと踵を返し階段を駆け下りていた。
「オレはすべてをやったのか?後悔しないのか?まだやれる事はあるんじゃないのか?」

THE NEUTRALのはじまりだった。
 
2018/01/02
Happy New Year!
1998年1月17日。
バンド名をTHE NEUTRALにして全作詞作曲をすることにして再出発をした。
この年、僕は教職課程を取るのを辞めた。

あれから20年。
2018年。
この1年は僕は誰の為に何の為にどこへ向かうのか。
それを確かめるように、それを気にしないで、どちらなのかもわからずスタートしていく。
でも心は晴れやかだ。

とにかく生きている限り、一曲でも多く作品を残したい。
それは強く思っている。

マンスリーワンマンライブが決定された。
出来るなら完全制覇を目指してほしいと思うのはわがままだと思うが目指してほしい。
それと同時に、最近出来た新曲「ハイエース」じゃないけど、君の街にいくという小さなツアーもやってみたい。

20周年。
こんなメモリアルはない。
ぜひ俺たちに会いにきてくれ!

では、まずは結成された聖地、故郷、姫路で待っている。
今年もロックンロールの中で。

 
2017/12/31
2017年の最後に
2017年が終わる。
去年の今頃の事を僕はよく思い出せない。
それほど、この1年は濃厚だった。

悩んで悩んでそれでもバンドが好きで、一度は手放そうとしたステージの上で別れようとした人達の顔を見て、僕は考えやれる事をやろうと曲を書きライブをした。
いつだって曲を書きライブをしてきたが、この1年の意味合いは19年の中でも特別だ。

この1年のすべての出来事、良い事もくそったれなことも、すべてに感謝したい。

さぁカウントダウンライブだ。
僕は歌ってるぞ!!
 
2017/12/25
クリスマスソロワンマンライブ
クリスマスイブソロワンマンライブが終わりました。
もう何年やってるんだろう。
クリスマス感を出したのは最初の1年だけだったような。笑。
昨年あたりから、自分がその1年に書いた曲を演奏するというものになりました。
今年は30曲以上も書いていたのですね。。。
驚きです。
思いがこぼれたのでしょうね。


今回も3曲の新曲を書きました。

「ハイエース」のライナーノーツは昨日書いたようなものなので、また「アメ村」を明日あたりに書きますね!
今日もありがとう!!

 
2017/12/22
ハイエース

間もなくハイエース(機材車)が40万キロをマークする。
日本一周分の距離を走った事になる。

初代機材車はキャラバン、2台目ハイエースを乗り潰し、3台目の今。

バンドの基本は機材車だ。
よほど売れない限り、ほとんどのバンドが機材車だ。
ホールツアーをやっていたロックバンドが、それでもバンドは機材車だろう!?と車で移動しているという話を20代の頃聞いてしびれたのを覚えている。

ハイエースの中はバンドマンのすっぴん。
心を人柄をさらけ出す。
このハイエースでいろんな思いを抱え、ぶつけ、相談し、時には一人で悩み込み、ハイエースを降りた瞬間から僕らはバンドマンとして楽器をかき鳴らした。

明日はクリスマスイブライブ。
ハイエースをはじめ、新しい歌を数曲か来ました。
これで今年創り納め。
ぜひご来場くださいませ。

追記、今ライブハウスにフラカンさんのハイエースというポスターが貼りまくっているので、非常に気まずいタイトルだけど(笑)、出来てしまったものはしかたないのと、その曲を聴いた事ないので迷いなくタイトルもそのままに。
ただ歌詞を入稿してからは「敗エース」もかっこよかったかもなと思った。
 
2017/12/14
高槻TAKADAMA BASE 『GERUZAP 大阪トレーニング編』
高槻TAKADAMA BASE
『GERUZAP 大阪トレーニング編』

当日、土足厳禁らしく、素足でもいい人はいいけど、室内シューズあるなら是非。
簡易的な着替えは作ろうと思えば作れるけど、どこかで着替えてくるも良し!
会場でもできないことないけど、おはやめに。

パーソナル希望の人はメールでトレーニング時間がいくと思うから、少なくとも開始の5分前には来てお着替えを会場で行ってください。

にしても今回の関西、楽しみだね!
 
2017/12/11
君に伝えてないこと
この歌を単なる浮気の歌と捉えられていたとすれば心外だ。

お互いに彼氏彼女がいない状態で恋愛が始まる、それはベストだ。
だが、今の時代それは奇跡かもしれない。相手に恋人がいるなんてざらにある。

恋人と別れの予感を感じている中で、直感的な出会いをしてしまう。
そしてつい「恋人はいない」と言ってしまう。
これを悪いことだと言い切るのは稚拙だと僕は思う。

新たな出会いの中で今の恋人との別れが若干クロスフェードするという事はある。
これを正直に「今は恋人がいる」と話してしまうと、のちに結婚にまで繋がった恋かもしれないのにここで終わってしまうこともある。
では「今は恋人がいるけど君が気になっている」と正直に話してはどうか?
うーーーん、どうだろう。綺麗ではあるが美しくはない。
この事と「恋人がいない」と嘘をつくことにどれほどの大差があるのだろう。
むしろ相手を巻き込み悩ませないのには「恋人はいない」という方が罪を一身に背負い優しいように思う。


話をこの歌に。
この歌の主人公はきっと「恋人はいない」といってこの恋愛をスタートさせたのだろう。
しかし居たたまれなくなったのか、恋人がいることがバレたのか、何がきっかけかわからないが正直に打ち明ける。
僕には彼女がいたんだ。
でも、彼は今の彼女と別れるつもりでいる。
が、「君」は二股だと傷ついている。

すれ違う心、すれ違う真実と優しさ。

一度きちんと別れてから付き合うべきではあるが、出会いとその恋に落ちる前での間に相手に恋人がいることを責めることはできないと僕は思う。
恋愛は経験が増えれば増えるほど、そのやっかいさと複雑さと綺麗に割り切れないことの多さに驚き、戸惑い、怒り、最後には理解し許せるようになる。

この歌は今まであったようでなかった、恋愛のとってもヤワでもろくデリケートで優しいところを歌った歌だと僕は思っている。
 
2017/12/10
316

ライブ前にスタッフがメンバーの楽器をチェックする、
よく見かける光景だ。
そこで急にスタッフが歌い出したら面白い。
さらにそれがオリジナルならもっと面白い。
そう思って始めたこの企画。
気がつけば8曲も書いていた。

一番最後に書いたのが「316」だ。
恵比寿aimの楽屋で創ったのを覚えている。

この歌はとにかくかっこいい歌にしようと思い書いた。
言葉選びもとにかくかっこいいものを。
プロの仕事の一つに「分からない方がカッコ悪く見える」ものを造るというのがあると思う。
素人が絶対に思い浮かばない発想と言葉選びで挑んだ曲。
思った通りのところにいけたと思う。

スタッフも大変気に入ってくれたようでなによりだ。
 
2017/11/27
みんながんばれー、と思った2017年冬の出来事

なぜ人の面白くない会話は耳に入ってくるのだろう。

先日姫路に帰った際にみんなで僕の実家の近くの行きつけのお好み屋さんに食べにいった。
そこでの隣の席での男女の会話。
どうやら男の方は彼女とよろしくどうぞな関係になりたいらしいのだが、彼女の方は一つ席を挟んだ僕らから見ると明らかにその気はない。むしろお好み焼き食ったら早よ帰ろっ感満載である。

男の方が自分の自慢話からスタートする。
結構金を稼いでるという話だ。
だがこの男、リアルな月収を言うのだが話ほど多くない。
いやむしろ一般的には少ない方に入るのでは!?
なぜ月収を話すんだ!?
横で聴いておきながらイライラしてくる。

男「こんどグアムいこうよ!」
女「ええやん」
男「一緒の部屋な」
女「無理」
男「添い寝だけ」
女「絶対無理」
こんな会話が無限に繰り返される。
ちなみに上の文章、女子側を読む時は全部シンコペーションで読んでほしい。

会話が進むにつれ、俄然帰りたい空気を出す女性。
それを感じ取れず、おもしろくない自分の話ばかりする男性。

バカだなぁ男はと思いながら僕らのテーブルを見ると、なぜだか他人事に思えず、涙目になりながら隣の席の男にエールを送るうちのメンバー。
みんながんばれー、と思った2017年冬の出来事。
 
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