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2017/09/10
リモコン
子供の頃、母が実家に帰り家には僕と父と兄貴の三人。
朝ご飯を食べようとなったとき、狭い家にも関わらず親父が「おい、皿と箸はどこじゃ?」と言った事に驚いた。極端な例かもしれないが大概の男は家ではだらしなく、あらゆることに無頓着である。
愛する人がいなくなってよくやくその存在に気づくのだ。

あの人がここにいたんだと気付かせるアイテムがいくつかあり、僕らアーティストはこぞってその権利を奪い合うように探す。
「紅茶のパックが分からない」
「合鍵を返さなきゃ」
「2個並んだ歯ブラシ」
「僕の使えないシャンプー」
そして僕が今回手を付けたのは未開の地である「リモコン」だ。

ゆっくりと「君」のいなくなった世界がはじまっていく。
新聞勧誘をされた事。
おそらく飲めなくて笑われた事もあったコーヒなのか、大好きだったコーヒーなのか、とにかくそれが手軽に飲めるようになった事。
そんな些細な事を独り言のようであり、でも確実に誰かに伝えたい想いで「勧誘をされたよ」「飲めるんだぜ」と話していく。
自分で書いておきながら僕はこの物語の顛末を分かっていない。
彼はリモコンを本気で探していないのではないか。
むしろここにあるというのはだいたい分かっているのではないか。
探す気力がもうないのではないだろうか。
それとも僕の父のようにすべてを「君」にまかせていたのだろうか。

いつも書き終えた作品の報われない主人公に僕はエールを送る。
まだ人生は長い。
この恋は諦めても次の幸せは諦めるな。
ほっといても人は恋をするさと。

2017年上半期の僕のヒット曲は間違いなく「リモコン」だと思う。
初めて僕の歌を聴く人が「あの歌は売ってないのか?」と問い合わせが多く、僕の自信と勇気をくれた曲。
この歌を中心に今回のアルバムが出来ていったと言っても過言ではない。
そんな曲なのにそもそもはスタッフにあげる歌として創っていたというのが滑稽だ。

 
2017/09/09
ハスキーボイス
子供の頃、今よりもっと「ハスキーボイス」だった。(というか、正直今でも自分がハスキーだとは思っていないが、たまに言われる。)
ハスキーボイスが恥ずかしくて学生時代の音楽会はほとんど口パクで過ごした。
そんな僕がなにがどうなったのか人前で歌っている。

時折、音楽をやってこなかった人生を思う時、ぞっとする。
姫路で実家の跡を継ぎ、劣等感の固まりのままそれほど好きでもな人と結婚する。
自慢できるものは何もなく自虐的なネタを連発して、わずかな栄光を自慢話に酒を飲む。
これでもいい方だと思う。
幸せの度合いは計れないが、自分自身では分かる。
痛いほど分かる。
今より確実に幸せ度数は低かっただろう。

時折、僕は自分自身に言い聞かせる。
「贅沢言うなよ、お前。
歌ってなかったらロクでもねぇ人生だっただろう?」と。

僕の喉は長年歌ってきたせいもあり、普通の人よりもやはり掠れて、太くなっている。
今はそれが僕の誇りだ。

 
2017/09/07
「この僕も40歳」
『輝け!オレの30代』と言う歌を作り、ライブで演奏していく中で「40歳になったら40代の歌を書かなきゃ」と自然にそう思うようになった。

ジェネレーションで人は見えている世界が変わってくる。
10代は10代の輝き、20代の熱さ、30代の熟練さ。
そしてどの世代にも共通して故の間違い。

40代は夢を見るには少し遅いと思う。
夢ではない、けど大切な未来につながるものを暮らしの中で見つけて生きていく。
多くの40代はそう生きていると思う。
そして40代はよく泣く。
年齢を重ねて涙腺が緩くなるのは、経験が増えるからだ。
経験が増えて同じような匂いのする痛みや悲しみ慈しみに涙が出てしまう。

40代は難しい。
だが40代はすがすがしい。

実はこの文、僕にしては珍しく何度も書いては消してをくり返してペンが進んでいない。
きっと僕がまだ40歳なりたてだからだろう。
この歌を歌っていく中で見えてくると思う。
『輝け!オレの30代』がそうだったように。

ちなみにこの歌はTHE NEUTRALの演奏は他の音を一切重ねていない。
ギターのダビングがなく、ハープもクロスフェードで重ねるのではなく、歌い終わってからハープを吹いている。
きっとこれが僕らの今思う40代の在り方なんだと思う。

 
2017/09/05
7170レビュー
 
すごくたくさんの人から嬉しいコメントが来ています。
その中で、今回のアルバムにKEYで参加してくれたGRAND COLOR STONEのコイケマン55さんが、僕個人宛に熱い文と、全曲解説を送ってくれた。
聴き出してから4周目に突入したという嬉しいコメント付きで。

コイケさんに弾いてもらうってだけでとても光栄な事なのに。。。
うれしいです。
サポート参加の人って一番客観的に音を見れるんですよね。

では、キーボード参加のコイケマン55さんver全曲解説。
順不同です。


■Do you remember
サビ前のボーカルピックアップに鳥肌たつ。
2サビのドラムとベースのタメ気持ちいい!
ギター・ソロからの音場の開放感いい!急に広がる感じ!
ブリティッシュやね!
サビのリフレインの上がっていくオンベースもブリティッシュ!
ロックやね!!!

■I Love me
張り付いたコンプ間が現代風やけど、
天才忌野清志郎先輩を彷彿させるストレートさと、
ロケンロールを感じさせてくれる!

■LDK
隣で歌ってくれている感じのパーソナルな感じがいい!!
個人的にこんなのは大好きです。
シゲル君が楽に歌っている感じが良い!

■MUSIC
ボーカルの熱量が頭からスゴイ!強い!
この曲個人的にも思い入れが深いので、
鳥肌が止まらない。
ロケンロールってこれやね。
右チャンネルのバッキングギターの勢いがスゴイいい!
サビ後のボーカルシャウトとかぶって清正君のギターが入ってくるとこイイ!
ボーカルピックアップのシゲル君のメッセージぐさぐさくる!
ミュージシャンっていいね!自己開放がサウンド、メロディーにのった時点でカッコいい!

■この僕も40歳
ドラムいいねえ!!
三点がすごくいい!一緒にやるとメンバーのテンションが上がる感じ!プッシュ感がすごくいい!
気持ちいいです!
ボーカルの音量バランスがとても良い!ロックです!
歌詞の内容とのパラドックスが効いている!
かっこういい!!

■さよなら8ビート
ギターロック!
清正君の潔いギターがカッコいい!
切れ味するどいロケンロール!

■スーパーボール
一番ロックな音場でカッコいい!
ワウのギターソロカッコいい!

■ダイエット
おもしろい!
これ、ライブでもりあがること間違いない!
こういうメッセージの曲がかっこ良くできるのは
メンバーのタイトな演奏力があるからよね!

■ハスキーボイス
冒頭、南部のブルースを彷彿させる音場でいいなと思った。
ブルース・ハープはシゲル節やね。いいね!!
これもライブで盛り上がるの間違いない!

■リモコン
この曲もギターが左右どちらもカッコいい!
日常を切り取った感じの歌詞がシゲル節でいいね。

■陽のあたる場所
キックのストレートな音場が感じがいいね。
各パートの演奏がはっきり聞こえるストレートなアレンジいいですね

 
2017/09/04
7170ツアー初日

『7170』ツアー、千葉LOOKレコ発ワンマンライブが終わった。
たくさんの人が見に来てくれ、共に歌い、手を挙げて。
そしてCDを手にして帰ってもらったみたいで。

みんなありがとう。
最高だわ。
全部、ぶっとんで力もらうわ。

CD聴いてね!

次の恵比寿、横浜では歌を覚えてきてくれな。
最高じゃないか。
新譜を聴いて、それを生で聴けるってさ。
待ってるよ。

最後に、千葉LOOK本当にありがとう。
 
2017/09/03
レコ発

さぁ今から眠るとレコ発ワンマンだ。
駆け抜けてきた2017年の作品が発表される。
約半年で11曲。
我ながら気が狂ってると思う。
しかしながら自然と曲が出来た。
やっとだ。
やっと届けられる。
それでは今から眠ります。
起きたらあのステージへと。
 
2017/09/02
7170を創るまで、2

アルバム「7170」の楽曲たちは自分でも驚くほどはやく曲が書けた。
書きながらこれが僕の「遺作」となってもいいと思った。
この遺作が「僕の死」を意味するのか「ミュージシャンとして」なのか自分でも分からなかった。
でも「遺作」となってもかまわないと思いながら書いていたのを覚えている。

今年のはじめはまだ僕のメンタルはボロボロだった。
やさぐれていたと思う。
自信作が出来ていく中で、これで前の作品の方が良かったと言われるくらいなら、もう辞めてやる。
そう思っていた。
今の僕が当時を振り返り驚いている。
僕は途中で何かを投げ出したり、投げやりになる事はないのだが、確かにそう言う気持ちがあった。

やがてアルバムが出せる曲数になったとき、「これが遺作になってもいい」という気持ちはなくなっていた。
いつもと同じ「この作品をたくさんの人に届けたい」に戻っていた。

今僕はなんのために歌っているのかとかは考えていない。
永遠も望んでいない。
ただこのバンドをやっていく事は心地よく、楽しく、僕のアイデンティティでありプライドである事を感じている。

今このときもこのアルバムを手にしてくれる人を、この日記を読んでくれている君を喜ばす作品になっていると信じ、明日を迎えたい。

「できそこない」というデモテープをつくってから何作目になるだろう。
「7170」がもうすぐ発売される。
そこにはあの頃の魂のまま、進化した僕らの歌が君を待っている。
 
2017/08/24
「7170」を創るまで、1
14歳から歌い続けてきて、初めて僕は自分の人生から音楽を切り離した未来を考えていた。
親父の葬儀の真っ最中、たくさんの後悔と親父からの言葉を思い出しながら今自分の置かれている状況、解決しなきゃいけない問題、解決できない問題、いろんなことが胸を駆け巡り、そこに闘っていく気力、そもそものこの音楽業界に身を置いている事がつくづく嫌になった。
それほどに僕は多くの事に失望していた。
昨年末「今後の事は未定にさせてください」と答えるのが精一杯だった。

それでも僕を突き動かしてくれたのはたくさんのファンの方からの声だった。
はじめのうちは送られてくるメッセージの一つ一つに、
いや、もうおれ今回は本当にダメなんだ。
それだけのことじゃないんだ。
もっといろんな事にいろんな人に失望したんだ。
辞めても許してくれるか。
そんな言葉が頭をよぎっていたが、まるで固まったものを溶かしていくようにひとつひとつの言葉が僕の肩を持ち、膝の泥を払い、僕をもう一度立たせてくれた。

もう一度だけ、この人達の為にバンドをTHE NEUTRALをやるか。
と歩く決意をした。

20代の僕は自分の為に歌い、30代は仲間やファンの人の為に歌ってきた。
40代は立ち上がらせてくれたファンの人の為に歌おう、と心構えはそうだったが、出来ていく歌は「君」へのMessageの歌ではなく、シンプルに曲として成熟していく姿になっていったのが書いていて面白かった。

同時にこの頃の僕は外でも働いてみようと、全然違う職種の資格を取る為に日々を送っていた。
それでも出来ていくのは歌だった。
どんなにクタクタで帰ってきても帰ってきたらギターを握ってピアノを叩き付けてパソコンの前で指をはじかせて曲を書いていた。

今日はここまで。
「7170」千葉LOOKレコ発ワンマンまで後10日
 
2017/08/20
引っ越しをした

つい最近引っ越しをした。
占いやそう言ったものは残念ながら仲良くなれないので信じていない。
それでも2016年が終わろうとしている時、「ここを出よう」と決めた。
とても気に入っていたマンションだった。
最上階の6F。
6Fは僕だけ。
その他のフロアも2世帯のみ。
音を出しても平気だし、駅も近く、商店街の雰囲気も好きだった。
それでも昨年の様々な事を整理する為に出る事にした。

大学生になった時、はじめて家を借りた。
親父と借りにいった。
2階建てのアパート。
右端の上。
「しげる、部屋って言うのは最上階の一番端が一番ええんじゃ。覚えとけ」そう言ってたのが忘れられない。
2人で車運転して。
僕はまだ仮免許だったけど運転させてもらって。。。
今思うととても貴重な時間だったなぁ。

次に借りたのが同じく大学の時、4階建ての4階の一番端。
ここも好きなアパートだったな。
部屋を出る時、親父が来てくれたっけな。

東京は親父に教えられた事をいかそうとしたが、家賃の高さに驚いた。
7階建ての4階の端。
17平米。
せまーいマンションだったなぁ。
でもこのマンションでパンとピストルとかも書いたんだ。

その次は1LDKながら45平米の部屋。
ここも好きなマンションだった。
4階建ての2階。
でも下は接骨院で清潔。
ここも全世帯は8。
音を出しても平気だった。

そしていつかこのマンションに住みたいと持っていたマンションが賃貸に出ていて、引っ越した。
それがこの間まで住んでいたマンションだ。

引っ越しをした。
ここで僕はどんな曲を書いていくのだろうか。
そしてどんな想いを抱き、どんな今に立ち止まり、どんな未来を夢見て歩いていくのだろうか。
部屋には親父の写真が飾ってある。
 
2017/08/13
いい人ばかり
マスタリングスタジオを目指し運転していると後ろから救急車が。
みんな動こうとするが、2車線ではあるがなかなか道幅も狭く動きにくい状況。
すると救急車が後方から「大丈夫です!そのまま動かないでください」との指示。
信号が青になったので左車線にいた僕は左側に移動。
の次の瞬間。

「ドンっっ!!」

右斜線の高級外車が僕の車に接触。
すぐさま車線を確認したが、僕ははみ出していない。
高級外車が救急車をよけようとして左側に来た為、接触してしまったようだ。

静かに僕らは少しだけ進み左側に止めた。
こういう言い方、考えはよろしくないけど、法律上は僕は悪くはない。
いちゃもんつけられたら嫌だなぁと思っていると、高級外車の人がすぐに降りてきて、「すみません、僕がよけいな事をしたから」と謝ってきた。
よけいな事とは救急車を避けようと、救急車を先へ進めようとした事。
全然よけいな事ではない。
幸い、僕の方も少しの擦り傷だったので、「そちらが大丈夫でしたら、僕の方は気にしないでください!」と笑顔で返した。
すると救急車の隊員さんも降りてきて、「お二人ともお怪我はなかったですか?」と声をかけてくれた。
「僕たちは大丈夫です!先を急いでください!!」と促した。

結局、登場人物全員いい人だったと言う幸せな1日だった。
 
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