2010/09/02
ヤンキーに憧れて
なぜだか分からないが、思春期の男子はヤンキーに憧れる。
やれ肩がぶつかった、やれ目が合ったでイキり倒す。
女子がこういうのを最も嫌う事を知っていても、男たるもの、の世界なのである。
僕も中学生の時は学生服のボタンを留める通称裏ボタンをチェーン付きのものにし、さらには3重くらいになってるウォレットチェーンを恥ずかしげもなく付けていた。
私服も悪くありたかった僕らはチンピラが着るような柄のシャツにボンタンのようなジーンズを履いていちびっていた。
そんな僕を見て母はいつも「アパレルの息子がなんて格好を、、、。頼むから辞めてくれ」と説教するのだが、そんなものどこ吹く風である。
イキりにイキり倒した。
ヤンキーにはヤンキーの会得しなければいけない技がいくつかある。
「ヨウゾウ」の歌の中にあるように舌で「タン」と大きな音を鳴らす。
ガムを噛んで特殊な方法で連続でパチンパチンと大きな音を出す。
つばをピューッと飛ばす。
舌の上で唾液でシャボン玉を作り飛ばす。
こうして書いていると浪人回し(鉛筆で指で回す技)よりもしょーもない。
そのしょーもない事を僕は今でも一通り出来る。
もちろん笑われはしても自慢にもなりゃしない。
愚の骨頂である。
ちなみにつばをピューッと飛ばすのに憧れていた僕の友人は、練習も兼ねてか、自分の部屋でもつばを吐くようになってしまったと彼の母親が呆れていた。
実際、彼の部屋に言ったらつば臭かった。
部屋につばを吐く友人。
ヘビーなアホである。
そんな僕らも中学2年、3年と大きくなるにつれ、ほんまもんのヤンキーにはかないませんわ、という事でオシャレに逃げるようになるのである。
めでたしめでだし。
ちなみにこの時の僕はチャリンコのハンドルを暴走族のように曲げて倒して、荷台の端っこをこれまたバイクみたいに上に上げて、いちびって乗り回していた。
誰でも良いからあの頃僕を見たら徹底的にしばいてほしい。
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