2013/07/10
トリビュートライブ「山岸賢介」
トリビュートライブゲストボーカルを振り返る最後はウラニーノ「山岸賢介」君。
そもそもトリビュートライブをやってみようと思った時に、sacraのマサ君と山岸君には「君が出てくれないとこのライブは成り立たない」と口説いたのを覚えている。
そして2回をやり終えてやはりそれは間違っていなかったと今強く思う。
実のところ、僕らはウラニーノと一緒にライブをした事がほとんどない。
僕がウラニーノをはっきりと知ったのはMinxzoneの企画ライブで共演した時。
でも、それはウラニーノライブを見た訳ではなく、最後のアンコールでMinxzoneのメンバーが出演者の曲をカバーしてそれに合わせてボーカルが歌っていくという、まさに今回のトリビュートの原案とも言える企画の中で聴いた楽曲に感銘を受けたのだった。
失礼を承知で言うならば、まだデビュー前で知名度が今ほどなかったウラニーノ楽曲をココロランドリーでカバーしたのを覚えている。
僕の話を少しだけさせてもらうならば、僕は音楽に関しては融通が利かなくなりいろいろ厳しい意見をビシバシ言うが、僕は同じくらい良いものに関しても素直に認めるようにしている。
話がそれたが、今回も山岸君は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
お昼は「ダンボールに囲まれて」「少年と僕」を。
ダンボールは僕も一緒に歌わさせてもらった。
二人で歌う「神様なんて絶対いない」は毎回リハーサルの度に出演者に「鳥肌が立った!」といってもらったっけなぁ〜。いってもらったよな〜(「少年と僕」風に)。
夜は「彼女は友達」と「明日へ向かって」。
実は山岸君、前日のリハーサルで「明日へ向かって」が2回ほど歌詞が詰まって出てこなかった。
晩ご飯を食べながら「うまいっすね〜」とほほを緩めている山岸君に「歌詞は大丈夫かい?」と聞くと、「あぁ、もうなんで間違えたか分かったから大丈夫!」との回答。
ほんとかよぉと思いながら、当日。
「歌詞大丈夫?」と改めて聞いても「大丈夫っすよ〜。今日時間タイトなら僕はリハなくてもいいっすよ〜」との回答。
そして本番「なんで間違ったか分かった」山岸君は完璧に歌いこなした。
いや、ただ一カ所。
違ったところがあった。
そこに「なんで間違えたか分かったから大丈夫!」の答えがあった。
「明日へ向かって」の歌詞。
「勝ち負けで言うなら 戦いはまだ途中だろ?」
の部分を本番で彼は
「勝敗でいうなら 戦いはまだ途中だろ」と歌った。
楽屋で僕を見つけるなり「勝ち負けを勝敗って歌ってしまった〜」と言っていた。
歌詞を覚える人は大きく分けると2種類に分かれる。
ひとつは歌詞を丸ごと文字として覚える人。
このタイプは歌詞の内容をそれほど理解してはいないが、それはそれで「客観的に歌っているように見えて」逆に伝わるというもの。
もうひとつは歌詞の奥をつかみ取って歌う人。
僕もこのタイプだけど、なので僕なんかはその部分の歌詞が「勝敗」であろうが「勝ち負け」であろうが意味が同じならば関係ないのだ。
おそらく山岸君もこちらタイプ。
なので「なんで間違えたか分かったから大丈夫」だったんだと僕は思っている。
なんかこの企画日記らしいこぼれ話になったなぁ、なったんだなぁ。
なのでもう一つこぼれ話。
ライブ終演後、フリハイの井ノ上君を待つ井ノ上君をジャニーズのような目で見ているダイスケの姪っ子@中3.特技天城越え.jpが黄色い声を上げている中。
ダイスケ氏の「いのちゃんと写真とってもらえや〜」の鯨波に楽屋は姪っ子@中3.化粧覚える.jpとその友達の悲鳴のような歓声が響き渡る。
楽屋のテンションはmax。
そこでなにを思ったかダイスケが「おい!山岸君もとってもらえや〜」と。
いやいやいやいやいやいや、ダイさんそれはきついっすよ。
井ノ上待ちの女子の前で「山岸君ととってもらえや〜」って。
俺ならヘソかんでその場で死ぬなと思いつつも、どうするんだろ?と山岸君をいていると、両手のてのひらを前に差し出してストップのポーズで「お気遣いなく」と一蹴。
さすがである。
そのあとも黄色い声援をあげる中3女子に「俺たちだってキャーっていってくれるファンいるんだかんねっ!」と山岸君とすねねがら話していると、ダイスケが「しげやーん、姪っ子の友達がしげやんと写真撮りたいって言うてるんやけどいいかなぁ?」との声。
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!
楽屋ではさきほどの黄色い声援が僕に向けられている。
「至近距離無理ー!」
あぁ、僕はなんて幸せもんだぁ。
すぐさま山岸君の方に向かい「見たかぁ〜!これがヴォーカルじゃい!!」と声を張り上げたがそこに山岸君はもういなくて、ただただ姪っ子の友達がひいていくという失態。
オーマイガッッ!
そんなウラニーノを9月の後半の姫路BETAにバンドできてくれないかと誘おうかと思っている。
ぜひ来てほしいものだ。
山岸君、素晴らしい歌をありがとう!
山岸君と出会えた事も僕の音楽人生の財産です。
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