2013/09/27
秋の空と女心と僕
今「歳の取り方」がカーステレオから流れている。
10月23日に出るベストアルバムの出来立ての音源だ。
すっかり秋風になった今の季節にぴったりだ。
10月12日にこのアルバムのリスニングパーティを行う事にしました。
僕らにしては珍しい企画だと思います。
僕らというか僕なのでしょうか、特にファンサービスみたいなものをやらずに来たこのバンド人生でしたが、今年に入ってからなにやら心が少しずつ変わりつつあるのが自分でも分かっていました。
もうそろそろいいんじゃねぇ?
と自問自答する、そんな事が増えました。
その一つは僕らもいい大人になったという事。
結婚するメンバーも出た事もあり、さすがにファンの人をホスト的に惚れた腫れたの世界に引っ張り込む事もねぇだろうと。
(前からおめぇらにはねぇよ!という苦情は受けつけません。笑)
そしてその結婚を快く受け止めてくれたファンの人。
それも僕の心境の変化の一つ。
もうひとつは次のベストアルバムがメジャーのレコード会社を通じて発売され、大小問わず街中で流れるという環境が出来た事です。
小さな会場でファンの人を引き止めるようにやるファンサービスというものを僕らがやるというが、どうしても僕の美学にひっかるのです。。。
でも、大きな展開があればあるほど、いや、有名になればなるほど、ファンサービスをするのがかっこいいと思っています。
今回はきちんと宣伝もされて、小さな世界にまとまらないからこそファンサービスをばんばんやっていこうと。
そして行く先にはファンクラブ旅行もやってみたい。
もともとそういうのは好きな僕だけにこの箍がはがれて過剰なファンサービスをしないようにしないととはやくも自制しております(笑)。
とはいえ、これからもTPOに応じての立ち振る舞いには変わりないのですが、そういう心境の変化が合った事だけは書き残しておこうと思います。
こういうファンサービスイベントは高額です(今回のリスニングはいろんな不手際があったからお手頃ですが、苦笑)。
それらの利益は当然バンドの活動資金となります。
この活動資金というのは、後に僕らの貴金属が増えたり寿司屋焼き肉を食べるものではもちろんありません(笑)。
そういえば、昔事務所の人にこんなことを言われました。
その日は事務所の先輩の札幌ドームの打ち上げでした
スタッフをねぎらうスピーチをしている先輩。
それを聞いているスタッフは100人は軽く超えていました。
すると当時のマネージャが僕の耳ともでこういいました。
「しげる、あの女の子かわいいよな?」。
すみません。
こっちじゃありませんでした。
話を戻します。
すると当時のマネージャが僕の耳ともでこういいました。
「しげる、このスタッフの数を見てみろ。毎回のツアーの度にこれだけのスタッフが必要なんだ。あのスタッフにも家族がある。アーティストが活動をやめるとこれだけの数の、いや、その数を含めると倍の数の人が路頭に迷う。だからアーティストというのはどこかの段階で自分たちのためだけではなくなって、時にはやりたくないこともやらねばならない。それを覚えときな。覚悟を持ってやるんだよ」。
今になってすごくその言葉が身にしみます。
とはいえ今回のリスニングパーティがやりたくない事かと言われればもちろんそうではありません(笑)。
時代、時間の変化の中、変わっていくものと変わらないものは永遠のテーマです。
でもこれは一度ここに書き記しておきたくて書きました。
これからもギリギリに張りつめた緊張感を保ちつつ、少しだけ緩くなった部分を楽しみながら、イメージは少し太く大きくなったととらえてバンド人生を楽しもうと思います。
これからもよろしく!
10月23日に出るベストアルバムの出来立ての音源だ。
すっかり秋風になった今の季節にぴったりだ。
10月12日にこのアルバムのリスニングパーティを行う事にしました。
僕らにしては珍しい企画だと思います。
僕らというか僕なのでしょうか、特にファンサービスみたいなものをやらずに来たこのバンド人生でしたが、今年に入ってからなにやら心が少しずつ変わりつつあるのが自分でも分かっていました。
もうそろそろいいんじゃねぇ?
と自問自答する、そんな事が増えました。
その一つは僕らもいい大人になったという事。
結婚するメンバーも出た事もあり、さすがにファンの人をホスト的に惚れた腫れたの世界に引っ張り込む事もねぇだろうと。
(前からおめぇらにはねぇよ!という苦情は受けつけません。笑)
そしてその結婚を快く受け止めてくれたファンの人。
それも僕の心境の変化の一つ。
もうひとつは次のベストアルバムがメジャーのレコード会社を通じて発売され、大小問わず街中で流れるという環境が出来た事です。
小さな会場でファンの人を引き止めるようにやるファンサービスというものを僕らがやるというが、どうしても僕の美学にひっかるのです。。。
でも、大きな展開があればあるほど、いや、有名になればなるほど、ファンサービスをするのがかっこいいと思っています。
今回はきちんと宣伝もされて、小さな世界にまとまらないからこそファンサービスをばんばんやっていこうと。
そして行く先にはファンクラブ旅行もやってみたい。
もともとそういうのは好きな僕だけにこの箍がはがれて過剰なファンサービスをしないようにしないととはやくも自制しております(笑)。
とはいえ、これからもTPOに応じての立ち振る舞いには変わりないのですが、そういう心境の変化が合った事だけは書き残しておこうと思います。
こういうファンサービスイベントは高額です(今回のリスニングはいろんな不手際があったからお手頃ですが、苦笑)。
それらの利益は当然バンドの活動資金となります。
この活動資金というのは、後に僕らの貴金属が増えたり寿司屋焼き肉を食べるものではもちろんありません(笑)。
そういえば、昔事務所の人にこんなことを言われました。
その日は事務所の先輩の札幌ドームの打ち上げでした
スタッフをねぎらうスピーチをしている先輩。
それを聞いているスタッフは100人は軽く超えていました。
すると当時のマネージャが僕の耳ともでこういいました。
「しげる、あの女の子かわいいよな?」。
すみません。
こっちじゃありませんでした。
話を戻します。
すると当時のマネージャが僕の耳ともでこういいました。
「しげる、このスタッフの数を見てみろ。毎回のツアーの度にこれだけのスタッフが必要なんだ。あのスタッフにも家族がある。アーティストが活動をやめるとこれだけの数の、いや、その数を含めると倍の数の人が路頭に迷う。だからアーティストというのはどこかの段階で自分たちのためだけではなくなって、時にはやりたくないこともやらねばならない。それを覚えときな。覚悟を持ってやるんだよ」。
今になってすごくその言葉が身にしみます。
とはいえ今回のリスニングパーティがやりたくない事かと言われればもちろんそうではありません(笑)。
時代、時間の変化の中、変わっていくものと変わらないものは永遠のテーマです。
でもこれは一度ここに書き記しておきたくて書きました。
これからもギリギリに張りつめた緊張感を保ちつつ、少しだけ緩くなった部分を楽しみながら、イメージは少し太く大きくなったととらえてバンド人生を楽しもうと思います。
これからもよろしく!
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